ドイツ代表の新監督に、ユルゲン・クロップ氏(59)の就任が決定的となった。ドイツサッカー連盟(DFB)は11日、クロップ氏との初回協議で契約の主要条件について基本合意に達したと発表。現所属先であるレッドブルとの最終調整を残すのみとなり、北中米ワールドカップで早期敗退した責任を取って辞任したユリアン・ナーゲルスマン前監督の後任就任が目前となっている。英『BBC』など主要メディアが伝えた。

 クロップ氏は10日にアメリカ・ニューヨークでDFBのベルント・ノイエンドルフ会長、ハンス・ヨアヒム・バツケ副会長らと会談。DFBは声明で「代表監督就任の可能性まで踏み込んだ協議を初めて行い、建設的な話し合いの中で契約の重要事項について合意に達した。交渉は来週も継続する」と発表した。

 さらに「クロップ氏の現所属先であるレッドブルとの合意を前提としながらも、交渉は最終的に成功裏にまとまると双方が確信している」と説明。レッドブル側との調整が完了すれば、正式契約を結ぶ見通しとなった。

 契約期間は4年間になる見込み。クロップ氏は2024年夏に9年間率いたリバプールを退任し、25年1月からレッドブルのグローバルサッカー部門責任者を務めている。代表監督就任が実現すれば、リバプール退団後初の指導現場復帰となるだけでなく、キャリア初のA代表監督挑戦となる。