佐藤錦の開花は19日からと予想 記録的不作続くサクランボ対策でハチ管理と人工授粉を徹底
山形県内のサクランボが2年連続で不作となっていることを受け、実をならせるための対策会議が10日、寒河江市で開かれました。ことしは特に受粉の役割を担うハチ管理の重要性が強調されました。山形県の代表的な果物となっているサクランボについては、昨年、一昨年と記録的な不作となっています。
山形県は、まずは実をならせることが最優先だとして生産者に指導する立場にある県の普及指導員に対し研修会を開きました。
10日の研修会ではことしは3月下旬の暖かさなどの影響で、生育が平年より4日ほど早くなっていることが報告されました。
過去2年間、不作になっている大きな原因として受粉において花粉を運ぶ重要な役割を果たすマメコバチの数が少なくなっていることが指摘されました。昨年の開花期にマメコバチが活動不良だったと感じた生産者は県の調べでおよそ8割に上ることが分かりました。マメコバチの数が減っているのは、葦の中に巣を作っても幼虫の段階でコメダニなどの天敵に食べられることに加え、猛暑の影響が考えられるということです。
マメコバチの減少を受け県は、人の手による人工授粉などの結実対策を徹底するよう呼びかけることにしています。
県園芸大国推進課 安達栄介課長補佐「マメコバチが全県的に減少している原因はまだはっきりしていないがその事実があるので、結実対策をしっかりして、ことしこそはおいしいサクランボをならせ消費地に届けてほしい」
県は主力品種、佐藤錦の開花期を19日からと見込んでいます。
