スポニチ

写真拡大

 シンガー・ソングライターの槇原敬之(56)が28日放送のFM COCOLO「槇原敬之・Sweet Inspiration」(土曜後7・00)に出演。ある大物歌手に提供した楽曲の秘話を明かした。

 これまで自身の曲だけでなく、多くの歌手の楽曲を手掛けてきた槇原。2008年に小林幸子に提供した「悲しみの帳」について語った。

 「小林幸子さんなんてすごいキャリアじゃないですか。どんな曲を歌ってもらおうかと思った時に、ほんっと難しくて…」としみじみ。「歌手として長年やってこられた方に、ソングライターの僕たちが何かを書くときは、こんな表現いいか分からないけど…地獄の苦しみがあるんですよ。責任感を勝手に感じちゃって」と告白した。

 与えられた制作期間は長くあったというが、「今でも忘れない」と当時を回想。「雨が降ってる夜に、もうお断りしようと思ったんです。無理だと思って。それを当時の会社の人に言ったんです」と振り返った。

 「そう思うくらい、今悩んでます、と。だけどちょっと頑張ってもう1回書いてみてダメだったら、ちょっとごめんないって言うね、って言った」という。だが、「それで気が楽になったのか、バーッと書いた詞が(リリースされた)これだったんです」と話した。

 「諦めないで書くのって大事だなって思った。自分の頭の中がスッカラカンのエンジンみたいだったのに、ひらめきというガソリンがくべられる感じ。それが諦めなかったからだと勉強したのが、この曲でした」と実感を込めていた。