ドイツワールドカップ終了をもってブラジル代表監督を辞任したカルロス・アルベルト・パレイラ氏がこの度、南アフリカ代表監督に就任することが決定的となった。南アフリカサッカー協会は、クウェート、UAE、ブラジル、サウジアラビアと過去4か国の代表監督としてワールドカップ出場を果たしている同氏の手腕を高く評価し、ワールドカップ後から交渉を続けていた。同協会のハック理事は、「我々のオファーに対して彼は前向きに考えていたが、ついに南アフリカ代表を指揮する意志があることを確認することができた」とコメント。現時点では期間は明らかにされていないが、2010年ワールドカップのホストカントリーは、パレイラ体制で世界の強豪を迎え撃つことになりそうだ。ちなみに、パレイラが2010年のワールドカップを戦えば、ボラ・ミルティノビッチ氏と並び、最多の5か国で指揮を執る監督となる。3月末からはアフリカ選手権予選も始まるだけに、パレイラ監督のチーム作りが大いに注目される。