バルセロナのロナウジーニョ、サミュエル・エトー、ジャンルカ・ザンブロッタ、デコの4選手がフランスのスポーツ紙‘レキップ’が選ぶ2006年の理想のイレブンに選出されたとバルセロナの地元紙‘ムンド・デポルティーボ’紙が伝えた。

‘レキップ’紙が選んだ2006年の理想のイレブンは、GKにジャンルイジ・ブッフォン(ユベントス)、ディフェンスラインにはセンターバックにバロンドールとFIFA年間最優秀選手に輝いたファビオ・カンナバーロ(レアル・マドリー)、そしてウィリアム・ガラス(チェルシー)、両サイドバックにはザンブロッタとファビオ・グロッソ(インテル)のイタリア代表サイドバックコンビが入り、中盤には守備的MFにクロード・マケレレ(チェルシー)とアンドレア・ピルロ(ACミラン)、攻撃的MFにデコとロナウジーニョ、そして2トップにはエトーとティエリ・アンリ(アーセナル)という何とも豪華な布陣となった。そして、このイレブンを率いるのはワールドカップドイツ大会でイタリアを優勝に導いた名将マルチェロ・リッピだ。

国別で見るとイタリア代表から最多の5選手、続いてフランス代表から3選手とワールドカップドイツ大会のファイナリストからの選手が大半を占め、またクラブ別では欧州チャンピオンに輝いたバルサからの4選手が最多となり、ワールドカップ、欧州チャンピオンズリーグとビッグタイトルにからんだ選手が理想のイレブンに選ばれる形になったと言えるだろう。