クラブ史上初のセリエBも、やはり選手の質、伝統の力は下部リーグでは抜きん出ており、すでに来シーズンのセリエA復帰が確実視されているユベントス。フロントは早くも来シーズン以降のチーム作りに向けて動き出している。その一環として、プレミアリーグ、ウエストハムに所属するアルゼンチン代表、ハビエル・マスケラーノ獲得を計画し、先日、ロンドンにてウエストハム側、マスケラーノの代理人との3者会談を執り行った。その進展について、ユベントスは正式な発表は控えているが、果たしてこの移籍は成立するのだろうか。いずれにせよ、ユベントスはセリエA昇格を目標に戦っているわけではない。あくまでも、来シーズンのセリエAにおいて、チャンピオンズリーグ出場権獲得圏内につけることを念頭に置いている。降格によりカンナバーロやテュラムなど、主力選手もクラブを離れただけに、積極的な補強は必要不可欠だ。さて、来シーズンのユベントスはどんな陣容となるのだろうか。