先週末に今年の最終戦を終えたイタリアリーグは、セリエA、Bともに年明けまでの3週間の冬休みに突入する。カルチョスキャンダルの中心となり、その後もなにかと話題を提供してきたユベントスは、セリエBにおいて首位に勝点1差の3位で2006年の全日程を終了。現在の戦力とチーム状況を考えれば、ほぼセリエA昇格は間違いないだろう。ただ、選手は知らずのうちに疲労を蓄積しているもの。ディディエ・デシャン監督は、今年最終戦となったアレッシオ戦の翌日から、全選手、全スタッフに対して、10日間の完全オフを与えている。この10日間ばかりは、選手たちはユニホームを脱ぎ、サッカーのことを考えず、家族と共にゆったりとした時間を過ごしてリフレッシュする。ほとんどの選手が国外のバカンス地に旅立ったそうだ。なお、チームは新年1月2日から活動を始める。