ミランのFWボリエッロ(24)が11月11日に行われたローマ戦後に行われたドーピング検査にて陽性反応が出たことが明らかになった。約3種類の使用禁止薬物が検出されたという。連絡を受けたイタリアプロリーグ協会は、暫定的にボリエッロの公式戦出場停止を発表した。正式な出場停止期間は、さらに今後審査を重ねて発表される予定だ。一方、ミラン側はどうして陽性反応が出たのか、ボリエッロが禁止薬物を実際に使用していたか、その経緯や原因、問題点等をできるだけ早く発表すると、コメントしている。今シーズンのミランは、FWの人材不足による得点力不足が深刻な課題となっているだけに、ボリエッロの出場停止は痛いところ。究明次第ではさらに思い処分が科せられる可能性があるうえ、クラブの威厳まで失墜しかねない。またひとつトラブルを抱え、ますます先行きが怪しくなっている。