トラブルメーカーまたしても!? レアル・マドリーのミヤトヴィッチGMはスペインのラジオ局カデーナ・セールでのインタビューにて、問題児について言及した。「カッサーノは今シーズンが始まった当初はカペッロ監督の信頼を感じていたが、その後は多くの問題が生じた。我々レアル・マドリーとしては、もしカッサーノが1月に移籍を希望するのであれば、その時は彼の意見を尊重したい」と語った。「意見を尊重する」とは丁寧な言い回しだが、言ってみればこれは事実上の戦力外通告であり、放出宣言とも受け取れる。有り余る才能に恵まれながら、短気で協調性に欠ける性格から、これまでも移籍を繰り返してきたアントニオ・カッサーノは、マドリードでの生活も短期に終わりそうな気配だ。そんなカッサーノには、イタリアのいくつかのクラブが興味を示していると言われているが、わざわざ火種を抱えることはないとの考えから、最終的に彼を獲得するクラブが現れるかは疑問視されている。果たして、カッサーノはどうなる?