フランチェスコ・トッティ(30=ASローマ)の勢いが止まらない。セリエA第16節が行われた17日、ホームにパレルモを迎えたASローマはトッティの2得点大活躍もあり、熾烈な2位争いを繰り広げる直接のライバルを4−0で叩きのめした。

これで11得点。左足ひ骨骨折から完全復活したトッティは、9得点を挙げているリガノ(32=メッシーナ)、ムトゥ(27=フィオレンティーナ)を突き放し、得点王争い単独首位に立った。また、セリエA通算得点を「136」に伸ばしたトッティは、キエーザ(35=シエナ)の持つ現役選手最多得点記録「138」、2位モンテッラ(32=ASローマ)の「137」に肉薄しており、今季中にも首位に立つ可能性が高まっている。

主将として、1トップとしてチームを牽引するトッティ。ASローマを「今季最も魅力溢れるチーム」と評する声は多い。