スマートフォン上に並ぶアプリ

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 スマートフォンアプリ市場で支配力を強める巨大IT企業を規制する新法で、所管する公正取引委員会は25日、規制対象となる事業者の範囲を「国内の月間利用者数4千万人以上」とする方針を明らかにした。

 米アップルと米グーグルが対象になるとみられる。

 国内のスマホ利用者数は約1億人とされる。規制の線引きは、市場シェア20%超を「市場における有力な事業者」とする独占禁止法を踏まえ、違反となる行為を事前に禁止する新たな規制であることから「謙抑的に20%を加算」し、市場シェア40%を基準とした。