かつて神戸でプレーをしたアンドレス・イニエスタ【写真:ロイター】

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8日にSNSで引退を発表

 Jリーグのヴィッセル神戸でもプレーした元スペイン代表MFアンドレス・イニエスタは10月8日に現役引退を発表した。

 世界的名手の決断に海外メディアも注目している。

 現在40歳のイニエスタは、2018年にスペイン1部バルセロナから神戸に加入。5年間にわたって神戸でプレーし、在籍期間にはクラブを天皇杯優勝に導いて初のタイトルをもたらした。2023年7月にクラブを退団すると、UAE1部エミレーツ・クラブでプレーしていたが、昨季限りで契約満了となっていた。その後、イニエスタは現役続行を希望していたが、新天地は見つかっていなかった。

 スペイン代表としても2010年の南アフリカW杯優勝などを経験したイニエスタは、今月1日にSNSで自身の将来に関する発表を8日に行うと発表していたなか、公式インスタグラムで1本の動画を公開した。

 インタビュー形式で質問に答えるなか、動画にはルイス・エンリケ監督(パリ・サンジェルマン)やジョゼップ・グアルディオラ監督(現マンチェスター・シティ)らが、イニエスタに対して言及している様子も収められている。

 海外メディアも報じているなか「footboom1」は「カンプ・ノウで20年を過ごしたあと、イニエスタはその才能を日本に持ち込み、引き続きファンを魅了した。彼は日本選手権、カップ戦、スーパーカップを彼の素晴らしいトロフィー棚に加えた」と日本での功績に触れつつ「キャリアを通じて、並外れたスキルだけでなく、謙虚さとスポーツへの揺るぎない献身でも称賛されてきた。彼がスパイクを脱ぐとき、国内外を問わず彼がサッカーに残した足跡は、今後何年も語り継がれることだろう」と触れ、」。

 国内外で輝かしいキャリアを築いたイニエスタ、セカンドキャリアの活躍にも注目が集まる。(FOOTBALL ZONE編集部)