「オオタニについて何を言うべきか?」ハンク・アーロン賞に4年連続最終候補入りの大谷翔平 2年連続受賞に期待

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大谷がハンク・アーロン賞に4年連続で最終候補入りした(C)Getty Images

 MLBが現地時間10月7日(日本時間8日)、各リーグで最高の打者の称号である「ハンク・アーロン賞」の最終候補選手を発表し、ドジャースの大谷翔平が4年連続でノミネートされた。

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 両リーグから10選手ずつが選ばれ、大谷の他にナ・リーグではドジャースで同僚のフレディ・フリーマン、メッツのフランシスコ・リンドーア、フィリーズのブライス・ハーパーらが選出された。ア・リーグではヤンキースのアーロン・ジャッジ、ガーディアンズのホセ・ラミレスら10選手が最終候補入りしている。

 ドジャース専門メディア『Dodger Insider』も、「ハンク・アーロン賞」について「この賞は、各リーグで総合的に最も優れた攻撃力を発揮した選手に毎年贈られる賞で、1999年に導入された」と説明。

 「オオタニはメジャーリーグ史上最も素晴らしい攻撃力を発揮したシーズンを過ごした。彼は初の50‐50プレーヤーとなり、40‐40に最も早く到達した選手となった」と紹介している。

 米メディア『MLB.com』は「オオタニについて何を言うべきか?」と記し、「彼は50‐50クラブ初のメンバーとなり、2001年以来、初めてシーズン400塁打を達成した選手で、思うがままに得点を稼いでいた。彼は54本塁打、59盗塁でシーズンを終え、さらに99本の長打も記録した。これは2005年のデレク・リー以来でどの選手よりも多かった」と紹介している。

 大谷は昨年、日本選手として初めて同賞を受賞しており、2年連続での受賞に期待がかかる。受賞者は米野球殿堂入りした選手とファン投票で決定され、11月14日(同15日)に発表されることになっている。

[文/構成:ココカラネクスト編集部]