自民党総裁選立候補者討論会に臨み、質問に答える茂木敏充幹事長

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 自民党総裁選に立候補している茂木敏充幹事長(68)の波瀾万丈すぎる“転職経歴”に注目が集まっている。

【写真】小泉進次郎元環境相の隣で、総裁選の所見発表演説会に臨む茂木敏充幹事長

 小泉進次郎元環境相(43)が解雇規制の緩和を政策に掲げ、賛否の声が噴出している。茂木氏は早急な“解雇しやすさ”よりもハローワーク改革を提言。「転職することが普通だという社会をつくっていくことが先決」と述べた。

 X(旧ツイッター)では「あなた方が先陣を切って転職してください」と、転職を勧める政治家が国会議員としての地位を捨てろといった主旨の批判がバズった。

 一方で「いや、あの茂木さんって東大出た後、丸紅入って読売新聞に転職してハーバードの大学院行ってそこからマッキンゼーで政治家になったんで、この指摘は誤り」「ググると茂木は丸紅→読売→マッキンゼーと転職しとるけどな」「茂木敏充さん、有言実行済なんで。丸紅→読売→マッキンゼー→議員(大学教授)」との投稿もあふれた。

 自民党の“王道”政治家のイメージがある茂木氏だが、東大卒業後に総合商社、新聞社、コンサルとハードワークな業界を渡り歩いた意外な一面に驚きの声も上がっていた。

(よろず~ニュース・杉田 康人)