漫画「とっさの判断2」のカット(みくるべさん提供)

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 落とし物を拾って予想外の反応をされた出来事について描いた漫画「とっさの判断2」が、Instagramで1200以上のいいねを集めて話題となっています。

 目の前で見知らぬおじさんが鍵を落としました。それに気付いた作者は、拾っておじさんに声を掛けたのですが、予想外のおじさんの反応に困惑してしまい…。読者からは、「うまく伝わらないときありますよね」「その説明、何も問題ないですよ!」「相手が認知症の可能性もあるかも」などの声が上がっています。

漫画を通じてさまざまな意見を聞きたかった

 この漫画を描いたのは、ブロガーのみくるべさんです。Instagramやブログ「みくるべブログ」などで漫画を発表しています。みくるべさんに、作品についてのお話を聞きました。

Q.今回、漫画「とっさの判断2」を描いたきっかけを教えてください。

みくるべさん「いろいろな人の意見が聞きたかったからです。この状況では、皆さんならどうするのかなと。たくさんの意見を聞き、自分1人では思いもつかなかった発想が得られたので、投稿してよかったと思っています」

Q.おじさんは、何歳ぐらいの人でしたか。

みくるべさん「60代くらいでしょうか。私の親と同年代のように見えました」

Q.声を掛けたとき、おじさんに予想外の反応をされてどう思いましたか。

みくるべさん「とても焦りましたね。『鍵がないと困るだろう』という、自分の考えだけで突っ走ってしまったなと…。確かに、突然知らない人に話し掛けられたらびっくりしますよね」

Q.この件を通して、相手に何かを伝えるとき、こうしようと思ったことはありますか。

みくるべさん「『おどおどするより堂々としていた方がいい』というコメントを頂き、『確かに!』と思いました。今後、似たようなことが起きたときは、冷静に、自信を持って対応することを意識したいですね。ただ、相手によって正解の対応は違うと思うので、そこは臨機応変にしていきたいと思います」

Q.漫画「とっさの判断2」について、どのような意見が寄せられていますか。

みくるべさん「『伝え方、難しいですよね』『弱気な態度で話し掛けると、かえって怪しまれちゃうかも』『落としましたよ、で通じないこともあるんですね』など、たくさんの意見を頂きました。また、『そのおじさんは、認知症の可能性があるかも?』というコメントもあり、学びにもなりましたね」