“帰郷”のケイン、トッテナム新加入のソランケに期待「本当に良い契約だと思う」

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 バイエルンに所属するイングランド代表FWハリー・ケインが、古巣トッテナムに加入した同国出身FWドミニク・ソランケについてコメントした。10日、イギリスメディア『スカイスポーツ』がコメントを伝えた。

 トッテナムは10日、移籍金5500万ポンド(約102億7000万円)とボーナス1000万ポンド(約18億7000万円)でボーンマスからソランケを獲得。昨季のプレミアリーグで19得点を挙げたストライカーと6年契約を結んだ。

 同日、トッテナムは本拠地『トッテナム・ホットスパー・スタジアム』でバイエルンとのフレンドリーマッチを開催。ソランケが会場のファンにお披露目されるともに、昨季まで“スパーズ”で活躍したケインが同僚のイングランド代表DFエリック・ダイアーとスタンディングオベーションで歓迎された。



 バイエルンが3−2で勝利した試合後、ケインは自身が退団した後のスパーズにとって待望の新ストライカーとなったソランケに言及。「素晴らしい契約になるだろう。ドム(ソランケ)は素晴らしい選手だ。高い強度とスピードでプレーする。アンジェ(・ポステコグルー監督)のサッカーで間違いなくチャンスを得るだろう。本当に良い契約だと思うよ。彼の幸せを祈っているし、彼が素晴らしいシーズンを送ることを望んでいる」と、同選手の活躍に期待を寄せた。

 また、ケインは自身の帰郷についてもコメントし、「去年はすべてが駆け足で進んでいったため、(別れを告げる)機会がなかった。だけど、みんなに感謝を伝えられる本当にいい機会になったよ。スパーズファンのみんなには、僕のキャリアを支えてくれたことにいつも感謝しているんだ。彼らが僕に会いに来てくれて、僕もまた彼らに会えることにただただ感謝している」と、古巣への変わらぬ愛を語った。

 2024−25シーズンのプレミアリーグは来週開幕し、トッテナムは19日に昇格組のレスターと対戦する。一方のバイエルンは14日にWSGティロル(オーストリア)とのプレシーズンマッチを行い、16日にDFBポカール1回戦でウルム(3部)と対戦。25日のブンデスリーガ開幕節ではヴォルフスブルクと激突する。


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