SUGAさん(ビッグヒットミュージック提供)=(聯合ニュース)≪転載・転用禁止≫

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【ソウル聯合ニュース】韓国兵務庁は8日、BTS(防弾少年団)のメンバーで、社会服務要員(兵役代替服務制度の一つ)として兵役に就いているSUGA(シュガ)さんが飲酒運転で立件された件について、勤務時間外に発生したため別途の処分はないとの立場を示した。

 SUGAさんは6日夜、ソウル市竜山区内で電動スクーターに乗っていたところ転倒。近くにいた警察官が助けようとしたところ、酒の匂いがしたため近くの交番に引き渡した。アルコール検査の結果、血中アルコール濃度は免許取り消しの基準となる0.08%を上回っていることが確認された

 兵務庁はSUGAさんについて「当該の社会服務要員は勤務時間後にプライベートで飲酒運転して警察に摘発され、道路交通法など関連法に基づき処罰を受ける予定だ」と明らかにした。その上で「今後、兵務庁と服務機関は社会服務要員が服務期間中に法規を順守するよう教育を強化し、服務指導官を通じて社会服務要員の管理・監督を徹底的に行う」と説明した。

 SUGAさんは兵役の義務を果たすため、昨年9月から社会服務要員としてソウル市内で勤務している。

 社会服務要員の服務管理規定には、「常に身だしなみを整え品位を維持しなければならない」などと定められているが、これは勤務中に業務と関連性がある場合に適用される。兵務庁の説明によると、SUGAさんの飲酒運転は勤務時間外に発生したため規定違反に該当しない。

 また、関係者は、警察の調査に基づく法的処罰以外にSUGAさんに対する兵務庁や服務機関による別途の懲戒や制裁はないだろうとの見方を示した。

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