精神科医が推奨するメンタルに効く食事ベスト3！　手軽に取り入れられる３つの食材とは？

精神科医の樺沢紫苑氏が、自身のYouTubeチャンネルで「メンタルに効く食事ベスト３」を紹介しました。樺沢氏は、脳の疲れ、うつ病を含む様々なメンタル不調に効果的な食材をリストアップし、詳細に解説しています。

第一に挙げた食材はバナナ。樺沢氏は「バナナにはトリプトファンという物質が多く含まれており、これは脳内でセロトニンの生成に寄与します」と述べています。また、「トリプトファンのみを摂取しても脳に吸収されにくいが、糖質とビタミンB6を一緒に摂ると吸収が高まる」とのこと。

バナナはこれらの要素を全て含んでいるため、手軽にセロトニンの生成を促す最適な食材であるといいます。続いて、樺沢氏が推奨するのは玄米です。「玄米にはビタミンやミネラルなどの微量栄養素が豊富に含まれており、これらはエネルギー利用に不可欠な触媒として重要な役割を果たします」と解説。

また、玄米の保存性と簡便さも強調し、「白米を玄米に置き換えるだけで、多くの重要な栄養素を補える」と話しています。最後に、樺沢氏が紹介したのは緑茶。「緑茶に含まれるテアニンが鬱や不安、睡眠の質を向上させる効果がある」と説明。

また、「毎日緑茶を飲むことで、うつ病や認知症のリスクも低減できる」と、数々の研究結果を引用して述べています。動画の締めくくりとして、樺沢氏は「極端な栄養失調や変色を避け、バランスの取れた栄養を摂ることがメンタルの安定に重要」と強調。また、視聴者に向け「食事を整えることで、メンタルの改善や維持が期待できる」とメッセージを送りました。