2人の関係の変化「どんなお芝居をしてくれるのか楽しみ」「期待に応えないと」

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ドラマNEXT「ひだまりが聴こえる」(毎週水曜深夜24時30分)。W主演を務める中沢元紀さんと小林虎之介さんインタビュー【後編】。

【前編】では、一緒にいる時のお互いの様子や、役についてトーク。

【動画】中沢元紀&小林虎之介、切なくも儚いヒューマンラブストーリー

撮影で楽しみにしていることは?




――これまでの撮影で印象に残っていることは?

中沢「印象に残っているのは、第1話のクライマックスです。僕がクランクインして最初に撮ったシーンで、そこに至るまでの航平をまだ演じていなかったので、気持ちの繋がりを想像しながら撮影しました。あのシーンでは2人の新鮮な表情が見られると思います」

小林「このドラマは、ご飯を食べるシーンが多いんですよ。食べるシーンは1日にまとめて撮るから、おいしいんだけど、だんだんお腹がいっぱいになってきて。本番で気合入れてぐわーっと食べて、カットと同時にボーッと一点を見つめています(笑)」――これからの撮影で楽しみにしていることはありますか?

中沢「心を閉ざしていた航平が太一によって開かれていくことになるんですが、虎がどんなお芝居をしてくれるのかな、というのが楽しみですね」

小林「期待に応えないといけないな(笑)。僕は、感情が大きく動くシーンや長いシーンが、自分にプレッシャーもかかるけど楽しみです」


――撮影は続きますが、ここでお互いに言っておきたいことはありますか?

中沢「お芝居のことに関しては何でも気兼ねなく言い合える仲なので、特にないんですが…そうだ! 撮影が終わったらディズニーランドに行こうよ!」

小林「僕がずっと行きたいって言ってたもんね。涼しくなってからがいいかな。秋頃のスケジュール次第で、ワンチャン10月ぐらいかな」


――最後に、原作や脚本を読んで感じたこの作品の魅力や、このドラマの見どころは?

小林「航平も太一も2人とも優しいけれど、その優しさがうまくかみ合わなくて、すれ違ったり、衝突したり…そうした優しさと、ふわっとした温かい世界観が描かれているところがいいなと思います」

中沢「太一のような人が増えていけば、もっと優しい世界になるんじゃないかなと思いました。太一は航平に対してだけじゃなくて、辛い思いをしている人が求めているような言葉を無意識にポンと発することができる人なんです。このドラマを観て、太一みたいな優しさが広がればうれしいですね」

お二人がW主演のドラマNEXT「ひだまりが聴こえる」(毎週水曜深夜24時30分)第1話、「ネットもテレ東」で見逃し配信中!


【プロフィール】
中沢元紀(なかざわ・もとき)
2000年2月20日生まれ。茨城県出身。2022年、俳優デビュー。ドラマ「ナンバMG5」(フジテレビ系)、「埼玉のホスト」、「下剋上球児」(ともにTBS)、「366日」(フジテレビ系)、映画「沈黙の艦隊」、「さよならモノトーン」(ともに2023年公開)などに出演。
Instagram:@motoki.nakazawa_

小林虎之介(こばやし・とらのすけ)
1998年2月12日生まれ。岡山県出身。2021年、俳優デビュー。「遺留捜査スペシャル」(テレビ朝日系)、「下剋上球児」(TBS系)「PICU 小児集中治療室 スペシャル 2024」(フジテレビ系)「ダブルチート 偽りの警官 Season1」第2話(テレビ東京/WOWOW)
Instagram:@tns_kbys

(撮影:倉持アユミ/取材・文:伊沢晶子)