広島テレビ放送

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アメリカは現地時間14日、核爆発を伴わない臨界前核実験を行ったと発表しました。

アメリカ・エネルギー省のNNSA=核安全保障局は、核弾頭に使用する重要な情報を収集するため核爆発を伴わない核実験を行い、成功させたと発表しました。

バイデン政権での臨界前核実験は今回で3回目です。

アメリカは爆発を伴う核実験を禁止する条約を批准していませんが、今回の実験は条約には抵触していないとしています。

また、核弾頭の安全性や有効性を裏付けるため、臨界前核実験の頻度を増やす計画です。

一方、湯崎県知事は14日、バイデン大統領宛てに核実験の中止を求め書簡を送っていました。
【2024年5月18日放送】