広島高速5号工事 地盤沈下などについて2025年6月までに計測 住民「納得する補償の責任がある」
広島高速5号の工事について、2025年6月までをめどに、影響について調査することになりました。
広島高速5号は、全長4kmのうち1.8kmがトンネル区間です。
広島市東区牛田地区住宅地の地下を通る区間は、すでに掘削が終了しましたが、住民からは家が傾いたなどの訴えが寄せられています。
牛田東地区の住民
「(掘削工事は)大変な騒音と振動で受忍限度をはるかに超えたものでした。」
「(広島高速道路公社は)危険性を認識してトンネル工事を始めた以上、被害を起こした場合住民が納得する補償の責任がある。」
専門家が集まった会議では、地盤沈下について牛田地区の掘削が終了する6月ごろから、1年程度継続して計測し、おさまったどうか調べる案が示され了承されました。
広島高速道路公社は住宅などの被害について、工事との因果関係が認められれば金銭補償に応じるということです。