4月4日の「大竹まこと ゴールデンラジオ」(文化放送)では、賃上げ差別について取り上げた。

地方公務員の中で起きている、「賃上げ差別」が問題になっている。
各自治体の賃上げは12月ごろを予定しており、それぞれの条例に基づいて、同年の4月までさかのぼって賃上げされるが――

大竹まこと「春に民間で賃上げが起こりました。それに準じて公務員も上げるんだけど、公務員の場合は時期がズレてるからさかぼって賃上げして支払いますよと言うわけだ。だから何ヶ月分かが、どういう入り方するか知らないけど、どんと遅れてもらえると。でも公務員でも非正規の人はさかのぼらない」
砂山アナ「(賃上げが)12月からだとしたら、非正規は12月からの分だけだと」
大竹「でも正規の人は、4月までさかのぼって9ヶ月分がバンって。なんか、なんかなあ~」
はるな愛「そうですね、この差ってなんですかね」
大竹「なんか納得できないよね。しかも賃上げ幅も違うんでしょ?」
砂山アナ「恐らくは……」
大竹「民間だって、大手は満額回答で思っていたより上がるって言ってるけど、中小企業はそうはいかない。本来だったら、大手は自分のところの社員の賃上げをするんだったら、中小に対しても(支払いを)上げなくちゃ、結局中小社員の給料は上がらないわけだよね。公務員の待遇だってあんなんなんだから、民間の非正規の人なんか推して知るべしだよね」

パートやアルバイトなどの非正規雇用者の賃上げは、依然として厳しい状態が続いている。

大竹「新聞を読んでいたら、ある大手企業は新入社員が『給料が16,000円上がってます! 助かります!』みたいなの言ってたけど、非正規は……こういうのを見ていると、格差が広がっていくのはわかりきっている」
はるな「そうですよね。うちのお父さんは下請けでハウスクリーニングの仕事してるんですけど、賃上げの話とは関係ないって。何も変わらないし、どこからも話は来ないって……」