Jリーグで“オフサイド疑惑”のゴール(写真はイメージです)【写真:小林 靖】

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熊本は前半36分に石川大地がゴール

 J2ロアッソ熊本は、3月3日に本拠地のえがお健康スタジアムで行われたJ2第2節でザスパクサツ群馬(ザスパ群馬)と対戦。

 1-1で引き分けたなか、熊本の先制点のシーンが注目を集めている。

 熊本は前半36分、右サイドからのコーナーキック(CK)を獲得。キッカーのMF豊田歩がボールを蹴り込むも、相手DF中塩大貴にクリアされてしまう。しかし、こぼれ球を拾った熊本はパスをつないで右サイドの豊田へ渡り、左足で入れたクロスに反応したFW石川大地がペナルティーエリア中央からヘディングシュートを決めて先制に成功した。

 しかし、この得点シーンに浮上しているのがオフサイド疑惑。石川は戻りオフサイドではなくオンサイドのように見えるが、ほかに残っていた熊本の選手がオフサイドの可能性があるというものだ。

 Jリーグ公式X(旧ツイッター)でゴール動画が公開されると、ファンからは「熊本の3選手がプレイに関与しているからオフサイドじゃないかな」「やっぱオフサイドじゃないかね?」「オンサイドです」と、さまざまな意見が寄せられている。

 元日本代表DF栗原勇蔵氏は、「映像だけだと、判断は正直難しいですね。ただ、VAR(ビデオ・アシスタント・レフェリー)がないとこういった際どいプレーはいくらでもあるというのが現状だと思います」と、J2にVARが導入されていないが故の議論に言及していた。(FOOTBALL ZONE編集部)