JR東日本、旧・青森駅東口駅舎跡地を「JR青森駅東口ビル」として4月26日から開業

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 東日本旅客鉄道(JR東日本)は4月26日11時に、旧・青森駅東口駅舎跡地(青森県青森市)を活用して工事を進めていた、駅ビル「JR青森駅東口ビル」を開業する。なお、駅ビル内自由通路(1階)は、先行して3月30日から供用が始められる。

●4階には青森県の施設が同時にオープン 7月にはホテルも開業



 「JR青森駅東口ビル」には、JR東日本青森商業開発が運営する「&LOVINA」(1〜3階)と、青森市が設置する「青森市民美術展示館」(4階)、青森県が設置する「あおもり縄文ステーション じょもじょも」(4階)がオープンする。

 「青森市民美術展示館」は、市民自らの作品展や各種の展覧会、同市の事業による特別展といった、美術作品の展示および鑑賞の機会を提供するための施設。オープニングイベントとして、6月末までの期間は同市が所蔵する美術品の展覧会が行われる。

 「あおもり縄文ステーション じょもじょも」は、青森県にある世界遺産「北海道・北東北の縄文遺跡群」の8つの遺跡を興味深く伝え、本物の価値と魅力を知ってもらうために現地に誘う情報発信拠点施設。誰もが気軽に立ち寄れ、待ち合わせなどにも使える。

 開業日となる4月26日10時30分〜10時50分には、青森市駅前公園(&LOVINA向かい)にて、JR東日本・青森市・青森県・青森商工会議所の4者によるテープカットなどが行われる、開業セレモニーが開催される。

 さらに4月28日には、開業日に合わせて青森商工会議所が、「AOMORI春フェスティバル」を新町通り、昭和通り、柳町通り、新町キューブ、パサージュ広場、ラ・ワッセ西の広場にて開催する。同イベントは、今回で第17回目を迎える青森市中心商店街の一大イベントで、「ねぶた」と「よさこい」のコラボレーションをテーマに、オープニングパレードやベリーダンス・ミュージックライブ・自衛隊第9音楽隊・学生によるブラスバンド演奏のほか、迫力ある「春ねぶたの運行」、見ごたえある「よさこいの演舞」、お買い得なレシートウォークラリーなどが行われる。

 先行して供用が開始される駅ビル内自由通路(正式名称はJR青森駅東口ビル内自由通路)は、3月30日0時から利用が可能になり、供用開始後は24時間通行できる。