U-15キューバ代表選手が相次いで亡命した(写真は2018年代表)【写真:Getty Images】

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2022年のU15キューバ代表20人中19人が亡命している

 全米記者協会に所属するフランシス・ロメロ記者が26日(日本時間27日)、キューバ出身の15歳の右腕ヨルダン・ロドリゲス投手が「この数時間のうちにキューバを去った」と報じた。2022年のU-15ワールドカップに出場した20人中、19人が亡命。「95%だ」と言及した。

 ロドリゲスは昨季、キューバU15で47回1/3を投げ、58奪三振をマークし、奪三振王に輝いた右腕。ロメロ記者も2023年のキューバU-15プロスペクトで5位にランクインさせるなど、高い期待が寄せられていた。

 キューバ出身選手の亡命については、NPBでも昨年、元中日のジャリエル・ロドリゲス投手がWBC直後に来日せず。同記者が今オフにブルージェイズと契約を結んだと発表された。同国では亡命する選手が相次ぎ、WBCでは、“亡命組”が代表のユニホームを着用できるようなルールも制定された。(Full-Count編集部)