掲載:THE FIRST TIMES

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■乃木坂46の現役藝大生アーティスト・池田瑛紗が手掛けた本展アザービジュアルを使用したコラボグッズなども販売!

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タレント、アーティスト、SNSクリエイターなど多様な業界で各々の「笑い」に取り組む10人の住人たちが作り上げた“笑えるアート作品”が集結する、「笑い」をテーマにした企画展『笑うアートマンションと10人の住人展』が、1月19日にデザインフェスタギャラリー原宿 EAST館で開幕した。
本展に参加する豪華なクリエイター陣が、それぞれの笑えるアートを展開。芸人・タレントとして幅広く活躍中のカズレーザー(メイプル超合金)、さらば青春の光、ヒコロヒー、街裏ぴんくは自分たちのアイデアを美術製作のプロの手によって具現化。拡張現実に関するネタを発表し続ける開発ユニット AR三兄弟や、「無駄づくり」を主な活動とする藤原麻里菜も作品を展示される。

さらにSNSを中心に活躍し話題を集めているクリエイターのいしかわかずや、スーパーマーケットカカム、ミチルも参加。過去に『小峠英二のなんて美だ!』番組内で様々なクリエイターが生み出した作品も展示される。

入り口では鮮やかなグリーン色のチケットカウンターが来場者を迎え、会場に入ると各部屋のカラフルなドアに豪華な“住人”たちのネームプレートが掲げられている。

カズレーザー(メイプル超合金)の部屋には、「こんなものがあったら面白そうだな」というアイデアをもとにした作品が3種展示されており、TV番組でワイプのなかでリアクションをとるという「ラク」な仕事をする芸能人に一矢報いるデバイスや、SNSで繰り広げられる開脚自慢を逆手に誰もが180度開脚しているような様子を撮影できるフォトブース。さらに、グラフィティーアートと文字化けがまさかの融合を果たした作品も。

さらば青春の光の部屋では、コントの題材にもなっている2021年度の出来事を羅列したボードゲームが展示されており、ヒコロヒーの部屋にはひとつの電話ボックスが置かれ、大量に貼られたチラシのいずれかに電話を掛けると様々なヒコロヒーの電話音声を聴くことができる体験も楽しめる。

架空のプロダクトを制作するミチルの部屋では、背もたれに大きな「肝」の文字が施された「肝がすわる椅子」やB3サイズの巨大なビーサン、スーパーマーケットカカムの部屋では、キッチンの中央に置かれた巨大な食パンの上に乗りパンの一部になることもできる。

また、本展とあわせて実施した笑えるアート作品の公募プログラム『笑えるアート大賞 2023』の受賞作を集めた部屋もあり、大賞を受賞した「レンチン・シアター」では電子レンジのなかで繰り広げられる場面を覗き込む4つの作品を展示。住人たちに負けずとも劣らないこだわりの詰まった作品たちを観ることができる。

ショップでは、会場内で展示されている乃木坂46の現役藝大生アーティスト・池田瑛紗が手掛けた本展アザービジュアルを使用したコラボグッズもラインナップ。さらには人気クリエイター・ピュティフィとのコラボや、本展限りのオリジナルグッズを多数展開している。

本企画のクリエイティブディレクターには、多くのCMや『やだなー展』『いい人すぎるよ展』『友達がやってるカフェ/バー』など展示や店舗を仕掛ける明円卓を迎え、アートディレクターは数々のビューティーブランドなどの広告や空間のアートディレクションを手掛ける黒谷優美が担当。

アート好きな10人の住人たちによる、あらゆる種類の“笑えるアート”が一堂に会し、また会場内のあらゆるところでいろんな笑い声が聞こえてくることからも、リラックスした状態で楽しむことができる、これまでにない企画展となっている。

PHOTO BY 山城功也

イベント情報
『笑うアートマンションと10人の住人展』
会期:2024年1月19日(金)~2月18日(日) ※会期中休館日無し
開館時間:11:00~19:30(19:00最終入場) ※入館は事前予約制
会場:デザインフェスタギャラリー原宿 EAST館
主催:株式会社ソニー・ミュージックエンタテインメント
参加クリエイター(敬称略):カズレーザー(メイプル超合金)/さらば青春の光/ヒコロヒー/街裏ぴんく/AR三兄弟/いしかわかずや/スーパーマーケットカカム/ミチル/藤原麻里菜/「小峠英二のなんて美だ!」/『笑えるアート大賞』受賞者

『笑うアートマンションと10人の住人展』公式サイト
https://waraten.art/