白湯の正しい作り方・飲み方はご存知ですか? 【管理栄養士が解説】

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「白湯」を作るのは簡単なようで、実はちょっとしたコツがあります。そこで今回は管理栄養士の勝間田さんに白湯の正しい作り方と飲み方を解説していただきました。

監修管理栄養士:
勝間田 理沙(管理栄養士)

管理栄養士養成課程の大学を卒業。大学卒業後、高齢者施設の管理栄養士として就職。就職後は栄養士会に入り、栄養士大会にて「美味しいとは何か?」という論文を発表。祖父・祖母が最期を迎えるまで、食でサポートをしたいと思いこの道を目指す。「高齢者が幸せになる食事」をモットーに業務を行っている。栄養のことを幅広い方に知ってもらいたいという思いがあり、ライターとしても活動中。その他、栄養教諭・調理師・介護職員初任者研修などの資格を有する。

編集部

「白湯」の正しい作り方を教えてください。

勝間田さん

やかんに水を入れ、沸騰させます。水道水のカルキ臭などが気になる場合は、10~15分程度沸騰し続けます。火を止めたら飲みやすい温度まで冷ましましょう。このとき、水を入れて冷まさないように注意してください。コップの表面が温かく感じる温度になったら安心して飲めます。

編集部

正しい白湯の飲み方についても知りたいところです。

勝間田さん

コップ1杯程度の白湯をゆっくりと飲むと良いとされています。入浴中や就寝中はたくさん汗をかき、水分が不足しがちです。起床時、入浴後、就寝時に白湯を1杯飲む習慣をつけることで、意識的に水分補給をするようになります。

編集部

勝間田さんのおすすめする白湯のアレンジ方法はありますか?

勝間田さん

生姜、はちみつ、レモンを加えてアレンジも楽しめます。気分転換がしたくなったら、自分なりに工夫をしてみましょう。楽しく、健康に、長続きできる白湯生活を過ごしてください。

編集部まとめ

白湯は水分補給の手段として身体に良い効果をもたらすことが分かりました。しっかりと水分をとることで健康的な毎日を送ることができます。水分が不足しがちな起床時、入浴後、就寝前にコップ1杯の白湯を飲むことを心がけ、水分をとる習慣をつけることが大切です。