マンチェスター・シティが獲得した日本人選手3名

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19日、クラブワールドカップ準決勝で浦和レッズと対戦するマンチェスター・シティ。

ジョゼップ・グアルディオラ監督のもと、昨季は悲願のチャンピオンズリーグ初優勝を成し遂げ、名実ともに最強クラブとして君臨している。

そんなマンチェスター・シティと契約した3名の日本人選手を紹介する。

板倉滉

1997年1月27日生まれ(26歳)

日本人選手として初めてマンチェスター・シティと契約したのは、現在日本代表の主力として活躍する板倉滉だ。

川崎フロンターレで2015年にトップ昇格。2018年に期限付き移籍したベガルタ仙台でセンターバックのレギュラーとして活躍すると、2019年1月、驚きのマンチェスター・シティ移籍を果たした。

労働許可証の問題もありローンされたオランダのフローニンゲンで成長し、2021年夏に当時ドイツ2部だったシャルケへ。

1年での1部復帰に大きく貢献した結果、現在もプレーする名門ボルシアMGへの完全移籍を勝ち取っている。

食野亮太郎

1998年6月18日生まれ(25歳)

食野亮太郎ほどあっという間にトップシーンへ駆け上がっていった選手も珍しいだろう。

ガンバ大阪ではユース時代からU-23チームの一員としてJ3の試合に出場。プロ入り後もそこで多くの実戦経験を積んだ。

迎えた2019シーズンには、開幕から8試合で8ゴールと大爆発。トップチームでもサガン鳥栖戦で印象的なゴールを決めると、夏にはマンチェスター・シティへの完全移籍を果たす。

しかしローンされたハーツ、リオ・アヴェ、エストリルで結果を出せず。2022年にガンバ大阪へ帰還し、今季J1では27試合に出場、3ゴールを記録した。

長谷川唯

1997年1月29日生まれ(26歳)

最後はなでしこジャパンの司令塔、長谷川唯。実際にマンチェスター・シティでプレーした唯一の日本人選手だ。

日テレ・ベレーザ(現日テレ・東京ヴェルディベレーザ)のアカデミー時代から世代別代表で活躍。クラブでも2017年から4季連続でなでしこリーグのベストイレブンに選ばれた。

2021年1月、初の海外移籍でイタリアのミランへ加入すると、半年後にはイングランドへ渡りウェストハム・ユナイテッドの一員に。

マンチェスター・シティ、歴代最高のベストイレブン

そして2022年9月、マンチェスター・シティと3年契約。1年目からPFA年間ベストイレブンに選出されるなど素晴らしいパフォーマンスを見せている。