グレミオで大活躍だったスアレス photo/Getty Images

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今年限りでブラジルのグレミオを退団し、リオネル・メッシも所属するアメリカのインテル・マイアミへ向かうのではと言われているウルグアイ代表FWルイス・スアレス。

リヴァプールやバルセロナで活躍してきたスアレスも36歳と大ベテランとなっており、年齢的にはピークを過ぎたかもしれない。しかし、今もハイレベルなストライカーであることは間違いない。

今年はグレミオの主力としてブラジル国内リーグで17ゴール11アシストを記録。データサイト『Opta』によると、直近10年のブラジル国内リーグで15ゴール&10アシスト以上を達成した選手は今回のスアレスと、現在アトレチコ・ミネイロで活躍する元ブラジル代表FWフッキの2人だけだという。

フッキも今年の国内リーグで15ゴール11アシストを記録しており、37歳を迎えたフッキもまた怪物ストライカーであり続けている。年齢を重ね、チームメイトの得点チャンスをお膳立てする機会が増えているのも特長的か。

スアレスは11月もウルグアイ代表の一員として2026ワールドカップ南米予選を戦っており、今は主にベンチからチームに貢献する存在となっている。こうした立ち位置に納得するようになったのも、スアレス成長の証と言えるだろう。

若い頃の異常な爆発力はなくなったかもしれないが、スアレスならばまだまだ数字を残し続けられるはずだ。