Nothing Technology、5Gスマホ「Nothing Phone (1)」に次期OS「Nothing OS 2.0」を今年8月に提供へ!Android 14へもアップデート予定
5Gスマホ「Nothing Phone (1)」に次期OS「Nothing OS 2.0」が今年8月末までに提供予定! |
Nothing Technologyは9日(現地時間)、同社が展開する「Nothing」ブランドにおけるスマートフォン(スマホ)向け独自ユーザーインターフェース(UI)「Nothing OS」の次期バージョン「Nothing OS 2.0」をまもなく提供開始するとお知らせしています。
また同社の創業者兼CEOのCarl Pei氏は自身のTwitterアカウント( @getpeid )にて同社初のスマホ「Nothing Phone (1)」にもNothing OS 2.0を2023年8月末までに提供する予定だと投稿しています。
なお、Nothing OS 2.0は当初、Android 13をベースにしているものと見られていますが、すでにNothing Phone (1)には次期プラットフォーム「Android 14」のベータ版が提供開始されており、Android 14へのOSバージョンアップを予定しているため、Android 14の正式版リリースのタイミングによってはAndroid 14ベースでNothing OS 2.0が提供される可能性もありそうです。
2023 is the year of software for Nothing. OS 2.0 will bring in more elements of our Nothing visual identity and focus on intentional smartphone consumption.
— Nothing (@nothing) June 9, 2023
Coming soon. pic.twitter.com/zXm81eCMmJ
Nothing Phone (1)は発売前に全世界で20万台以上の先行予約待ちとなり、StockXにて100台限定でオークションを行った際に最高額は3000ドルで落札されるなど、ここ数年で最も期待されたハイテク製品の1つとなっており、当初から日本でも発売されることが案内されており、昨年7月に正式発表されました。
特長は背面に「Glyph Interface(グリフインターフェイス)」と呼ばれる仕組みのLEDライトを備え、通知や充電など状況に合わせてが光るようになっており、光り方はさまざまなパターンに合わせて設定でカスタマイズできるようになっており、OSにはAndroid 12ベースの独自ユーザーインターフェース「Nothing OS」を搭載しています。
これにより、プリインストールアプリを極力少なくし、AIによるアプリ制御と合わせ、快適に使え、3年間のOSバージョンアップに加え、4年間のセキュリティーパッチ(2カ月ごと)の提供を保証しています。サイズは約159.2×75.8×8.3mm、質量は約193.5g。生活防水・防塵(IP53)に対応。
主な仕様は約6.55インチFHD+(1080×2400ドット)フレキシブル有機ELやQualcomm製「Snapdragon 778G+ 5B Mobile Platform」、4500mAhバッテリー、急速充電(33W)、ワイヤレス充電「Qi」(15W)、ワイヤレスリバースチャージ(5W)、Wi-Fi 6、Bluetooth 5.2、NFC Type A/B、指紋認証、顔認証、nanoSIMカード×2など。カメラは以下の構成。
<フロントカメラ>
・1/3.1型の約1600万画素CMOS(Sony製「IMX471」)/広角レンズ(F2.45)
<リアカメラ>
・約5000万画素CMOS(Sony製「IMX766」)/広角レンズ(F1.88、焦点距離24mm、OIS、EIS)
・約5000万画素CMOS(Samsung製「JN1」)/超広角レンズ(F2.2、画角114°)
携帯電話ネットワークの対応周波数帯は以下の通り。その他の詳細な製品情報は『Nothing Technology、初スマホ「Nothing Phone (1)」を正式発表!独創的な光るバックパネル搭載。日本では6万9800円で8月に発売 - S-MAX』をご覧ください。
5G NR: n1, n3, n5, n7, n8, n20, n28, n38, n40, n41, n77, n78
4G LTE: Band 1, 2, 3, 4, 5, 7, 8, 12, 17, 18, 19, 20, 26, 28, 32, 34, 38, 39, 40, 41, 66
3G W-CDMA: Band I, II, IV, V, VI, VIII, XIX
2G GSM: 850, 900, 1800, 1900MHz
OSは発売時にAndroid 12ベースのNothing OS 1.0がプリインストールされており、その後にNothing OS 1.1などの何度か更新があった後、現在はAndroid 13ベースのNothing OS 1.5が提供されています。またさらにAndroid 14の開発者向けプレビュー版として「Android Beta Program」に参加しており、Android 14のベータ版も提供されています。
そうした中で今回、Nothing OS 2.0が今年8月末までに提供されることが案内されました。なお、同社では2023年はソフトウェアの年だとしており、Nothing OS 2.0はビジュアルアイデンティティーに関するより多くの要素が新たに導入され、意図的な消費にフォーカスされていると説明されています。
Software support is very important to us. Nothing OS 2.0 will be coming to Phone (1) users by the end of August.
— Carl Pei (@getpeid) June 13, 2023
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2022-08-19
記事執筆:memn0ck
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