KDDI、au・UQ mobile向け5Gスマホ「arrows We FCG01」にAndroid 13へのOSバージョンアップを含むソフトウェア更新を提供開始
auとUQ mobile向け5Gスマホ「arrows We FCG01」がAndroid 13に! |
KDDIは19日、携帯電話サービス「au」および「UQ mobile」向け5G対応エントリースマートフォン「arrows We FCG01」(FCNT製)に対して最新プラットフォーム「Android 13」へのOSバージョンアップを含むソフトウェア更新を2023年4月20日(木)15時より提供開始するとお知らせしています。
なお、更新を実施するには内蔵ストレージに約3.0GB以上の空きがあり、電池残量が十分な状態となっている状態で更新をするよう案内されています。主な更新内容は以下の通り。更新後のビルド番号は「V65RK39B」、Androidセキュリティパッチレベルは「2023年2月1日」となるとのこと。
<アップデート内容>
・Android 13による機能・操作性の向上
○主な機能追加・変更内容について
・「パーソナルノート」アプリが「arrows passport」に名称変更されます。
・arrows passportにおけるパスワード入力時のパスワード登録UIがよりわかりやすいように変更されます。
・パネルスイッチの「Wi-Fi」が「インターネット」に変更となります。
・Bluetoothでのカーナビ接続時の着信通知表示に「+81」が付与されず、相手番号がそのまま表示されるように変更されます。
例)相手番号の先頭3桁が090の場合:「+8190XXXXXXXX」→「090XXXXXXXX」
※「+81」は国際電話における「国際電話識別番号」と日本の「国番号」となります。
※電話帳に相手番号が登録されている場合は登録名が表示されます。
※使用するカーナビによって表示内容は異なる場合があります。
○Android 13共通の特長について、詳細は下記よりご確認ください。
OSアップデートとは?
○Android 13モデル共通機能対応表
特長1 Material You:○※
特長2 アプリごとの言語設定:○
特長3 メディアコントロール:○
特長4 Wellbeing:○
特長5 アプリの通知許可:○
※Material Youの仕組みの1つであるDynamic colorを搭載しております。設定した壁紙からキーとなる色を抽出し、その色を基盤としたカラーテーマに変更。
arrows We FCG01はFCNT(旧:富士通コネクテッドテクノロジーズ)が展開している「arrows」ブランドにおいて5Gに対応しながらも低価格なエントリーモデルとして投入された「arrows We」のau版およびUQ mobile版で、チップセット(SoC)はQualcomm製「Snapdragon 480 5G Mobile Plartform」を搭載しています。
arrowsブランドの特徴でもある防水・防塵・耐衝撃だけでなく、さまざまなタフネス性能を備えており、高さ1.5mから26方向でコンクリートに落下させる試験をクリアしているほか、画面割れに強く、泡タイプのハンドソープや液体タイプの食器用洗剤で“洗えるスマホ”となっているほか、アルコール除菌に対応しています。
au版のarrows Weはローズゴールドおよびホワイト、ブラックの3色展開
主な仕様は約5.7インチFHD+(720x1520ドット)液晶や4GB内蔵メモリー(RAM)、64GB内蔵ストレージ、microSDXCカードスロット、4000mAhバッテリー、USB Type-C端子、3.5mmイヤホンマイク端子、おサイフケータイ(FeliCa)、防水(IPX5・IPX8)、防塵(IP6X)、耐衝撃、背面指紋センサー、IEEE802.11a/b/g/n/ac準拠(2.4および5GHz)の無線LAN(Wi-Fi)、Bluetooth 4.2、位置情報取得(A-GPSなど)。
カメラは背面が約1310万画素CMOS/広角カメラと約190万画素CMOS/デプスカメラ、前面が約500万画素CMOS/広角カメラ。サイズは約147×71×9.4mm、質量は約172g。本体カラーはauおよびUQ mobileではローズゴールドおよびホワイト、ブラックの3色が販売されています。SIMはnanoSIMカード(4FF)スロットが1つ搭載され、au版およびUQ mobile版ではeSIMにも対応しています。その他の詳細な製品情報は以下の記事をご覧ください。
・FCNT、5G対応エントリースマホ「arrows We」を発表!NTTドコモとau、SoftBankから12月上旬発売予定。SoftBank版はeSIM対応 - S-MAX
・NTTドコモの5G対応エントリースマホ「arrows We F-51B」を写真と動画で紹介!シンプルやジュニアなどの幅広い世代が安心して使える【レポート】 - S-MAX
発売時にはAndroid 11がプリインストールされており、その後、2022年5月よりAndroid 12が提供されていましたが、今回、最新のAndroid 13が提供開始されました。更新方法は「設定」→「システム」→「詳細設定」→「システムアップデート」を選択して画面の案内に従って操作します。詳細は『ソフトウエアアップデートガイド(617KB)[PDF]』をご確認ください。更新に際しての注意事項は以下の通り。
・OSアップデートはお客さまの責任において実施してください。
・OSアップデートを行うとAndroid 12に戻すことはできません。
・OSアップデートにより、お客さまのauスマートフォンはAndroid 13に更新され、画面操作や機能が変更されます。
・OSアップデートは更新のための通知が表示されOKを押すと更新が始まりますが、更新前に必ずauホームページ記載の更新内容と注意事項をご確認の上実施してください。
・アップデート中は110番、119番、118番への電話も含め、メール送受信などすべての機能は操作できません。
・OSアップデートは所要時間が最大25分となりますので、本体を充電しながら、または本体の電池残量が十分な状態で実施してください。
・モバイルデータ通信を利用して本製品からインターネットに接続する時、ご利用の回線のご契約内容に応じたデータ通信料が発生します。ご契約内容によっては、データ通信量が月間データ容量を超えると、当月末までの通信速度が送受信最大128kbpsとなりますのでご注意ください。(通信速度の制限は、翌月1日に順次解除されます。)
・OSアップデートを行う際は通信が切断されないよう、電波が強く安定している状態で、移動せずに実施してください。
・OSアップデート中は、絶対に本体の電源をOFFにしないでください。故障の原因となる場合があります。
・OSアップデートにて本体に登録された各種データや設定情報が変更されることはありませんが、お客さまの端末の状況などによりデータが失われる可能性がありますので、連絡先やEメールなどの大切なデータは必ずバックアップを取ってから実施してください。
arrows We FCG01取扱説明書
データお預かりアプリ
・アップデート実施後に初めて起動した時は、データ更新処理のため、数分から数十分間、動作が遅くなる場合があります。(所要時間は本端末内のデータ量により異なります。通常の動作速度に戻るまでは電源を切らないでください。)
・OSアップデート実施後に初めてauメールアプリ(@au.com/@ezweb.ne.jp)を起動した時は、数分から数十分程度データ更新処理を行うため、メールの閲覧、送受信ができません。(所要時間はメールの保存件数や容量により異なります。データ処理完了まで電源を切らないでください。)
・海外利用中はソフトウエア更新の機能を利用できない場合があります。
・Android 12で動作しているアプリケーションのAndroid 13上での動作は保証できません。アプリケーションの対応OSなどをご確認の上、OSアップデートを実施してください。
記事執筆:memn0ck
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