1月12日放送の『北野誠のズバリ』(CBCラジオ)「大人電話相談室」のコーナーには、「今まで変な女性とばかりつきあってきた」というリスナーAさん(32歳)からおたよりが寄せられました。「いま気になっている人がいるが、アプローチをする前に、自分の趣味が変なのか、ただ女運が悪いのかわからず悩んでいる」というAさんに、北野誠がアドバイスをおくりました。

攻撃的なツイートをする女子

Aさんにとって最近の恋愛は、昨年の夏に別れた「攻撃的なツイートをする女の子」。

「物価高なのに給料が上がらない」というニュース記事を引用して、政治家に対して「私たちのことを殺す気なの」という過激なツイートをしたり、一般人に怒りのツイートをしたりする子だったといいます。

最終的にその矛先はAさんに。Twitterでは「Aさんのことを女好き」と誹謗中傷していたそう。

もともとは先輩の知り合いだったという彼女。付き合う前は彼女の攻撃的なツイートが面白く思えたといいますが、ある日「全員死ね」という彼女のツイートを見て、別れを決意したそうです。

見た目は小柄でおとなしそうな子だったそうで、人は見かけによらないものです。

勃たない人妻とキスだけの中国人

1人目の彼女は、20歳の時に出会った11歳年上の人妻。出会いは「mixi(ミクシィ)」でした。

勝手に、エッチで美しい女性を想像してしまっていたAさんでしたが、いざ会ってみたらタイプではなく、行為に及んだものの残念ながら勃たなかったといいます。

2人目の彼女は、24歳の時に出会った2歳年下の中国人女性。出会いは、市民プールのアルバイトの面接を受けるために立ち寄った、証明写真の機械の前でした。

あいにくその機械は故障中。「これからメイド喫茶のアルバイトの面接を受けに行く」と片言の日本語で話す彼女のために自分の面接をキャンセルし、彼女について行ったそうです。

そこから仲良くなって彼女を好きになり、自分の部屋で告白したものの振られてしまったというAさん。

その直後になぜかハグとキスをしてくれたものの、それだけの関係が1か月続いて終わってしまったといいます。

口の臭いが父と同じニューハーフ

3人目は、25歳の時に付き合って数か月で別れた女性。のちに人伝てで「あの人は実はニューハーフだった」と知らされたそうです。

エッチの時に「明かりは絶対イヤ」と言っていた彼女。その時にAさんは「口の臭いが、父が10キロ走ったあとの臭いと全く同じだった」と違和感を持ったといいます。

「ちょっと年上のように見せてたけど、もっと年齢が上やったと思うで」と指摘する北野。

いま気になっているのは2歳年下の同僚の女性。最初にグイグイ行きすぎて失敗し、2年ほど口をきいてもらえなかったんだとか。

家にリスザルを飼っていることをリサーチした上でペットショップに誘ったのですが、これがまずかったようです。

気になる彼女との関係

その後、彼女とはずっと気まずい状態が続いていましたが、昨年末の忘年会で席が近くなり、今はいい雰囲気なんだそう。

Aさんの恋愛遍歴を聞いて、「付き合うまでの距離感をいきなり縮めようとするタイプ」と分析した北野。

北野「普通はそんな簡単にパッと近づかないよ。気付くやろ、ということをすっ飛ばすね。今の好きな彼女も、最初にグイグイ行ってるよね、いきなり」

これまでの恋愛もすべて、距離の縮め方を急ぎすぎた結果、うまくいかなかったのではないかというのです。

北野「のっけに君、全力で走ってるよね。10キロ走ったお父さんの息みたいな感じかな」

「グイグイ行かない」

「Aさんの勢いに押された女性は怖がるだろう」と北野。いま好きな彼女も、4年前にグイグイ行き過ぎてなければ、普通にお付き合いをして幸せだったのではないかというのです。

北野「最初がグイグイ行き過ぎたから、他人の気持ちを推し量れない人になってるんちゃうかな」

Aさんはこの北野の意見に納得した様子。

忘年会で彼女が席を立たなかったということは、Aさんに対して悪い印象はないはずと判断した北野。「『今度、ご飯に行きませんか?』と誘ってみては」とアドバイスを送りました。

既読スルーをされても、しつこくすることは禁物。返信がなければダメだと判断すべし。

Aさんの今年のテーマは「グイグイ行かない」に決定しました。
(minto)
 

北野誠のズバリ
2023年01月12日14時12分〜抜粋(Radikoタイムフリー)