2023年も、ピスタチオブーム間違いなし！女性が喜ぶ魅惑のスイーツ5選
「ユーキャン新語・流行語大賞」では2019年に“タピる”という言葉がトップ10入りした。
タピオカの大流行を象徴したワードだが、対して昨年は、「ピスる」という言葉が巷で囁かれていたのをご存知だろうか？
スイーツ業界は、空前のピスタチオブーム！今年もさらに過熱していくはず！
そこで、スイーツ好きの編集部員と編集長が、男ふたりで熱いピスタチオ談義を繰り広げ、都内で押さえておくべき5品をご紹介する。
▽INDEX
1．ピスタチオ初心者にはジェラートがおすすめ！
2．女性への手土産で喜ばれるシュークリーム
3．ピスタチオ上級者向けは、品種にこだわったクッキー！
4．有名パティシエが生み出したプティガトー
5．世界的な賞も受賞したアシェットデセール
1．ピスタチオ初心者にはジェラートがおすすめ！
『teal』
ピスタチオ初心者へのいちおしはスイーツ界の新鋭『teal』の「ジェラート ダブル」950円。
ナッティな香りと甘過ぎない大人の味が特徴で、甘党でなくても最後のひと口まで一気に食べられる。
初心者はなじみあるジェラートから「ピス」りたい！
◆
植村：2022年に勢いのあったスイーツといえば、絶対にピスタチオです！「ピスる」って言葉も出てきているくらいですから。
日紫喜：ピスるってなんか響きが怖い……。
植村：「ピス活」と言う人もいます。
日紫喜：イタリアで食べたジェラートは確かに美味しかったけど、その他に何かあるの？
植村：いやいや、今のスイーツ業界はもう一面が緑色ですよ。クッキー、ミルフィーユ、チーズケーキ、パフェ。ピスタチオを使ってないものがないくらい。
ビジュアルもお洒落で、抹茶に対抗する存在になりつつあります。
日紫喜：ブームの予兆はいつから？
植村：2年前に『PISTACHIO MANIA』がデパートに現れた頃からでしょうか。まだ新しさのある今は、手土産としても狙い目です。
日紫喜：ピスタチオって、どうもおつまみのイメージがあるんだよね。
植村：実は僕も、もともとバーのチャームなどで出てくるナッツのひとつとして好きで、当時はてっきりしょっぱいものと思っていました。
でも3年前に甘いピスタチオの味を初めて知って、スイーツでこそ感じられる“ナッティさ”に目覚めたんです。
日紫喜：すでになじみある食材だから、みんな入りやすいのかも。甘さ控えめな印象もある。
植村：もうコンビニ各社でもオリジナルのピスタチオスイーツを出していて、有名パティシエのお店や銀座の『LOUANGE TOKYO Le Musée』みたいな東カレ的な場所でもいただける。かなり間口が広がっています。
2．女性への手土産で喜ばれるシュークリーム
『自由が丘ロール屋』
『自由が丘ロール屋』の「ピスタチオのシュークリーム」（500円）は手土産に最適。
ピスタチオを合わせた2種のクリーム（マスカルポーネ入りカスタードと生クリーム）が、口の中で見事に重なる（土日祝限定）。
ピスタチオのグリーンが、女心を惹きつける！
3．ピスタチオ上級者向けは、品種にこだわったクッキー！
『kokocara』
上級者向きなのは『YAKIGASHI tamusa』のクッキー「ピスタチオスーパーグリーン」918円。
イラン産の品種にこだわり、ピスタチオの魅力をダイレクトに感じられる。都内では『kokocara』で購入が可能。
ピスタチオを極めるなら、ナッツ自体を味わうべし！
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日紫喜：でも、流行りで終わらない？
植村：ピスタチオの魅力は、洋菓子はもちろん、大福や羊羹といった和菓子にまで使われる“変幻自在なポテンシャル”かなと。
だから飽きがこないし、日本独自にどんどん進化していくので、流行りから定番になっていくというか、もうなりかけているんだと思います。
日紫喜：大手や有名店までもが、こぞって取り入れている理由って何だと思う？
植村：新定番の素材として、どう“料理する”かが試されている風潮があるように感じます。競争が激しいから、結果、ハイレベルになる。
12月だとクリスマスケーキ商戦にもピスタチオが食い込んでいます。
日紫喜：たしかに、それは目新しいかも。クリスマスにピスタチオのケーキとシャンパンなんかを用意できたら、こなれている感じ。
植村：かつては、クリスマスの“緑×赤”を抹茶と苺で表現するところが多かったですが、最近はピスタチオとフランボワーズなどの組み合わせをよく目にします。
4．有名パティシエが生み出したプティガトー
『Toshi Yoroizuka TOKYO』
鎧塚俊彦シェフが生み出した『Toshi Yoroizuka TOKYO』のプティガトーは、世のピスタチオ・トレンドを表す最たるもの。
ピスタチオとショコラ、それぞれのムースと生地が層になっている。「ベルナール」660円。
有名パティシエのスペシャリテを求め、スイーツ好きが集う。
5．世界的な賞も受賞したアシェットデセール
『LOUANGE TOKYO Le Musée』
藤田浩司シェフは、ピスタチオムースが主役のアシェットデセールで世界的な賞を受賞。
アプリコットを利かせたムースの花瓶に、パイナップルのローストで形作るひまわりを配置。「VAN GOGH」3,888円。
ふたり一緒に「ピスる」なら、アートのようなひと皿がいい！
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日紫喜：ピスタチオに目覚めて久しい植村くんは、最近どんな楽しみ方をしているの？
植村：『成城石井』の「ピスタチオスプレッド」や『DEAN&DELUCA』の「ピスタチオクリーム」を、パンやクラッカーにつけて食べるのが好きですね。
ピスタチオって、実は食物繊維やビタミンBが豊富なヘルシーフードでもあるので、僕のまわりのマラソンランナーの間でも注目度が高いんですよ。
日紫喜：ちょ、それ早く言って。
植村：そこに興味が？
日紫喜：最近は体にいいものを食べたい。
植村：一緒に「ピスタチ男」になりますか！？
日紫喜：何それ、存在しているの？
植村：えっと、インスタでは「＃ピスタチ男」312件でした……。でも、これキますよ！！
「ピスる」について語ったのはこのふたり！
鮨と肉と酒を好む46歳。夜型。
スイーツは美味しくいただくし、手土産としては興味はあるが、愛が比較的薄め。ピスタチオが話題なことはもちろん知っているが……。
マラソンと“体にいいもの”を愛する32歳。朝型。
今年夏まで所属していた某女性向けライフスタイル誌で、スイーツに開眼。東カレでスイーツ連載を始めるのが、秘かなる野望。
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