山田邦子さん(写真:つのだよしお/アフロ)

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サッカー元日本代表・清武弘嗣選手の弟で、来季J3に降格するFC琉球の清武功暉選手が2022年12月18日、「M-1グランプリ2022」(ABCテレビ・テレビ朝日系)の放送中にツイッターで、審査員・山田邦子さんの採点に苦言を呈した。

今大会では、オール巨人さんと上沼恵美子さんに代わり、お笑いタレントの山田邦子さんと、「博多華丸・大吉」の博多大吉さんが審査員として加わった。

「それはあると思います」「いろんな意見があってこそのM-1」

M-1グランプリ2022」決勝ラウンド1組目、お笑いコンビ「カベポスター」がネタを終えると、山田さんは84点を付けた。山田さんは2組目の「真空ジェシカ」に95点を付けており、1組目と比べて11点の開きがあったことから、ネット上で議論を呼んでいた。

清武選手は「真空ジェシカ」の採点が終わった直後、口をへの字に曲げた絵文字を添えて「M-1...山田邦子がバランス壊してる...」と苦言を呈した。

ツイートには「それはあると思います」「審査に慣れてないとおっしゃる方がいますが、その通りだと思います」「点数のバラツキが酷い」といった共感の声が寄せられた一方、「審査ってバランス考えながらやるもんなん?」「いろんな意見があってこそのM-1」「審査なんだから山田邦子さんぐらいはっきり優劣つけていいと思う」などと反論も上がった。

ツイッター上で拡散している、M-1の審査員7人合計点の順位と、山田さんの点数抜きの順位とを比較した表を用いた反論もあった。見ると、山田さんの採点を差し引いても最終決戦に進む3組の顔ぶれは変わらず、「さや香」はいずれもトップ通過で、「ロングコートダディ」と「ウエストランド」の2位と3位が入れ替わるだけだった。4位以下も「ヨネダ2000」と5位タイだった「真空ジェシカ」が「オズワルド」との6位タイになるだけで、10位までの並びは同じだった。