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公有財産売却オークションに登場

長野県の岡谷市は、同自治体の所有する1979年式三菱ジープをオークションに出品する。このオークションはせり売り形式でおこなわれる。

【画像】昭和54年式の三菱ジープ【内外装の状態や装備を詳しく見る】 全19枚

岡谷市では、紀尾井町戦略研究所株式会社が提供するインターネット公有財産売却システムを利用して、車両や物品を売却している。オークションには、全国の自治体から所有する消防車や救急車などが多数出品されている。


岡谷市の出品する三菱ジープ    紀尾井町戦略研究所株式会社

前回開催されたオークションでは、東京都八丈島八丈町の所有するトヨタ・ランドクルーザー・シグナス(元道路管理車)や北海道雨竜郡北竜町の所有する日産ディーゼル製大型消防車(水槽車)といった珍しい車両も出品され、高値で落札されている。

今回開催されるオークションの申込期間は2022年11月8日14時0分まで。入札期間は2022年11月22日13時0分から2022年11月24日23時0分までとなる。

今回のオークションに岡谷市が出品する三菱ジープの初年度登録は1979年4月。松本11ナンバーで登録されている。

2人乗り2.38Lガソリンエンジン搭載のMT車で、初年度登録時より水道施設管理業務や施設内の除雪などで使用されていた。走行距離は8万3178km。

悪路にて使用されることもあり、内外装に錆や傷があるとのことも、バッテリーは新品が搭載されセルはオーバーホールされている。

岡谷市の設定した予定価格は20万円。自治体にてメンテナンス管理されていた希少車はジープファンにはたまらない1台といえるだろう。

なお、2022年10月26日に岡谷市役所にて下見が可能となっている。