静岡市清水区の住宅で女性が殺害された事件で、帰省中の25歳の長男が「母を刺してしまった」などと話していたことが分かりました。

8月19日午後10時40分ごろ、静岡市清水区蜂ヶ谷の住宅で、59歳の女性が血を流して倒れているのを、帰宅した夫が発見しました。女性は刃物で首などを刺され死亡しました。

<近所に住む人>

「10時半ごろに争っているような声がして、その後、救急車やパトカーがきた」

警察などによりますと、事件当時、この家には県外から帰省していた25歳の長男がいて、夫が通報している間に刃物で自らの腹を刺し意識不明の重体となっています。

救急搬送される際、長男は「母を刺してしまった」などと話していたということです。警察は長男が、母親の女性との何らかのトラブルの末に刃物で刺したとみて調べを進めています。