コロナは、遠赤外線を放出して温める電気暖房機「コアヒート」の2022年モデルを8月下旬から発売する。価格はオープン、店頭予想価格は39,380円前後。家電量販店で販売する。

コアヒート/ホワイト(DH-1222R)

「コアヒート」は、人体に吸収されやすい波長域である3〜20ミクロンの遠赤外線を放出して温める電気暖房機。ヒーター管に独自の「高輻射(こうふくしゃ)ブラックセラミックコーティング」を施すことにより、ヒーター管の赤熱を抑え遠赤外線の豊富な放出を実現したといい、1.8m先の離れた場所まで温めるとする。2021年モデルと機能は同じ。

温度設定は温度調節つまみから11段階(1〜10+H)で調節できる。運転停止から再運転されるまでの時間を計測し、ヒーターが冷えている時は温度調節つまみの設定よりも高出力で立ち上げる急速運転機能を備える。

省エネ機能として、人の動きを検知しない場合に、自動で出力制限・運転停止する省エネモードや、体感温度を保ちつつ、規則的に出力をセーブするゆらぎ運転を搭載。省エネモード時には、ヒーター下部の赤外線人感センサーが人を10分間検知しない場合に出力を下げて運転、20分間検知しない場合には運転を停止する。コロナによると、省エネセンサーとゆらぎ運転の併用により半年間で最大約8,800円節約できるとする(1日4時間使用し、1時間あたり10分間省エネセンサーが作動した場合。電力料金は27円/kWhで計算)。

このほか、チャイルドロックや6時間タイマーの消し忘れ防止ボタン、0.5/1/2/3時間の切タイマーボタンなどを搭載する。本体のヒーター部は回転し、横型としても使用可能だ。3段階の自動首振り機能(30/50/70度)のほか、手動での横60度、下5度、上32度までの首振りに対応するため、効率よく部屋を温めたり、温めたい方向に遠赤外線を送ったりしやすい。

本体サイズはW343×D293×H718mm、重さは6.3kg。電源はAC100V。消費電力は通常運転が330〜1,150W、ゆらぎ運転が200〜820W、待機時が0.5W。コードの長さは2.4m。





本体はシンプルな色使いで丸みのあるフォルム

また、同日にスリムタイプ「コアヒートスリム」(DH-922R)とスリムタイプのカーボンヒーター「スリムカーボン」(DH-C922)の2022年モデルも発売する。いずれも価格はオープン、店頭予想価格はコアヒートスリムが26,180円前後、スリムカーボンが19,580円前後。

コアヒートスリムの本体サイズはW306×D306×H897mm、重さは3.7kg。電源はAC100V。消費電力は通常運転が340〜900W、ecoモード運転が115〜690W、待機時が0.7W。コードの長さは1.9m。

スリムカーボンの本体サイズはW306×D306×H897mm、重さは3.4kg。電源はAC100V。消費電力は350〜900W、待機時が0.9W。コードの長さは1.9m。