横浜FMの宮市亮【写真:Getty Images】

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手術を受けた宮市は全治8か月と診断され、今季復帰が絶望に

 J1横浜F・マリノスは8月4日、右膝前十字靭帯断裂した日本代表FW宮市亮が2日に神奈川県内の病院で手術を受け、全治8か月と診断されたと発表した。

 宮市は自身の公式インスタグラムで手術に臨む様子を動画で公開。今季は絶望、来季の開幕も難しいなかで「ここ数日で手術を控えていて不安な方もいらっしゃると思いますので、何か少しでも心の準備に役立てて貰えたら」と、自身の胸の内を明かした。

 宮市は7月19日に開幕したE-1選手権に出場する日本代表に約10年ぶりに招集された。だが、27日のE-1選手権第3戦の韓国戦で途中出場し、相手と接触。膝を痛め倒れ込み、チームスタッフと会話したあと、無念の交代となった。29日には所属の横浜FMが右膝前十字靭帯断裂と診断されたことを発表していた。

 そんななか、宮市が自身の公式インスタグラムを更新。手術前日に病院へ向かう時から、当日の様子を動画で納め、自身の思いとともに公開した。

「無事手術が終わりました! チームドクターである深井先生はじめ、関わって下さった全ての方々、本当にありがとうございました! ここからピッチに戻るまで、毎日を無駄にする事なく頑張ります 簡単な動画ではありますが、手術までの流れなど動画にしてみました! ここ数日で手術を控えていて不安な方もいらっしゃると思いますので、何か少しでも心の準備に役立てて貰えたらと思います。沢山励ましのメールもありがとうございました 引き続きよろしくお願い致します 昨日チームは悔しい敗戦にはなりましたが、まだまだ連戦続きますので、サポーターの方々引き続き大声援よろしくお願いします @yokohamaf.marinos #深井先生ありがとうございました!」

 動画では手術前日に病院へ向かい、病院に到着した後「人生4回目の手術だけど緊張」とテロップで綴り、当日には「手術ギリギリまで膝の可動域を出して術後良くなるようにしています!曲げるとき痛い」と直前の様子を公開。手術へ向かう時も歩いて行き、術後には「痛みは薬の影響もあって我慢できる痛みです!!」「手術直後!!起きてからもとにかく眠たいです」と詳しく投稿されている。

 自身は長いリハビリ生活が待ち受けているが、周囲の人への気配りも忘れない様子が窺える動画となっている。(FOOTBALL ZONE編集部)