東陽テクニカは6月13日、米・Spirent Communicationsのネットワークパフォーマンステスター「Spirent TestCenter」の新モデルとして、800GbEに対応した「Spirent B1 & B2 800G アプライアンス」の販売を開始した。

上:Spirent B1 800G イーサアプライアンス、下:B2 800G イーサアプライアンス

同製品は、業界で初めて800GbEに対応したネットワークパフォーマンステスター。QSFP-DD800インターフェースを搭載し、1Uサイズ高密度モデル「B1 800G イーサアプライアンス」と、多機能モデル「B2 800G イーサアプライアンス」の2種類をラインアップする。

現在一般的に普及している通信規格よりさらに高速な400GbE技術は、米国電気電子学会(IEEE)802.3bs-2017として標準化が完了後、世界各社で400GbE 装置が開発および製品化され、日本でも導入・運用が進んでいる。Spirentは800GbE対応のネットワークパフォーマンステスター「Spirent B1 & B2 800G アプライアンス」を開発し、同じ800G 技術に着手している企業と800G相互接続検証に取り組んでいるという。

東陽テクニカは、同製品の国内販売にあわせて、6月15日より幕張メッセで開催される「Interop Tokyo 2022」にて、同製品をCIG Photonics Japanが開発中の「800G QSFP- DD 光トランシーバ」と接続し、800Gbps信号を伝送させる共同ライブデモンストレーションを公開するという。

なお、「Spirent B1 & B2 800G アプライアンス」は、Interop Tokyo 2022において、Best of Show Awardファイナリストとしてノミネートされているということだ。