マイク・タイソン氏【写真:Getty Images】

写真拡大

自身のポッドキャスト番組で沈黙を破る

 航空機内でしつこく絡んできた泥酔客を殴り、物議を醸したボクシングの元世界ヘビー級王者のマイク・タイソン氏が、自身のポッドキャスト番組で「アイツは俺を馬鹿にした」などと事件について“初告白”した。

 航空機内で絡まれ、挑発をやめなかった男性を殴ったと米国で報道されているタイソン氏。機内で撮影された動画も拡散されたことにより、世界的に物議を醸した。タイソン氏は自身のポッドキャスト番組「ホットボクシング」で、この事件について触れた。

 男性がタイソン氏を煽る動画が決め手となり、サンマテオ郡地方検事は不起訴を決めたといい、タイソン氏は「アイツは俺を馬鹿にしたんだ。民間の飛行機には乗るべきではないな」と不快感を露わに。怒った理由は、挑発した相手にあると主張した。

 妻のラキハ・スパイサーさんも民間機の利用には反対のようで、「俺が民間の飛行機に乗ると彼女は怒るんだ」とも話した。騒動後、タイソンが自らの口で語るのは今回が初めてとみられ、発言を英紙「ザ・サン」も報じている。

 タイソン氏を挑発した男性は前科者と報道されていた。米メディア「TMZ」は「彼は警察に会うのはこれが初めてではない。詐欺、窃盗、強盗、規制薬物の所持、盗品売買で有罪判決を受けたことがある」などと当時紹介していた。

(THE ANSWER編集部)