新型コロナと負傷で離脱者続出…満身創痍のチェルシー、U23から12人引き上げ

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 負傷と新型コロナウイルスの影響で離脱者が続出しているチェルシーが、U−23チームの選手を昇格させ、起用する方針を見せているようだ。イギリス紙『デイリーメール』が伝えている。

 チェルシーはロメル・ルカク、ティモ・ヴェルナー、カラム・ハドソン・オドイなどの新型コロナウイルス感染が確認され、負傷中、負傷明けの選手も多く、トーマス・トゥヘル監督も満足な選手起用ができているとはいいがたい。

 19日に行われたプレミアリーグ第18節ウルヴァーハンプトン(ウルヴス)戦では、ベンチメンバーがGK2人を含む6人にとどまっており、0−0の引き分けに終わった。

 また、ウルヴス戦では、ハキム・ツィエクやトレヴォ・チャロバーも新たに負傷。満身創痍な状況でトゥヘル監督は戦力を下部組織に求めたようだ。同紙によるとトゥヘル監督は12人もの選手を一時的に昇格させトレーニングに参加させたようだ。

 チェルシーは22日にブレントフォードとカラバオ・カップ準々決勝で、リーグ戦に目をむけると、26日にはアストン・ヴィラ、29日にはブライトンとの対戦を控えており、超過密日程の中やりくりが求められている。