アップル、 新型32インチPro Display XDRを開発中のウワサ。カスタムシリコン内蔵か
今年夏、アップルがA13チップ(iPhone 11に採用)とNeural Engineを内蔵した外付けディスプレイが開発中との噂がありました。その続報として、カスタムシリコンを搭載した改良型の32インチPro Display XDRが開発されているとの観測が伝えられています。
今回のウワサの発信源は、有名リーカー(注目の未発表製品にまつわる有力情報を発信する人)Dylan(@dylandkt)氏です。最近でもDylan氏は、14インチおよび16インチMacBook Proに同じプロセッサが搭載されると的中させた実績があります。
さてDylan氏の新たなツイートは、アップルが開発中という3つのディスプレイに関するもの。それによれば「ノーブランドの筐体に収められた3つのLG製ディスプレイ」が初期開発中であり、うち2つは「近日発売の27インチと現行の24インチiMac用ディスプレイと同じ仕様」とのことです。
🧵Thread 1/4: There are three LG made Displays encased in unbranded enclosures for usage as external monitors that are in early development. Two of which have the same specifications as the upcoming 27 inch and current 24 inch iMac displays.
- Dylan (@dylandkt) December 15, 2021
そして残る1台は32インチPro Display XDRの改良版であり、それには「カスタムシリコンへの言及があるようだ」とのこと。すなわち2019年に発売されたPro Display XDRの後継機かもしれないと示唆している模様です。かたや24インチと27インチについては言及が見つからなかったため、カスタムシリコンは搭載されない可能性は高そうです。
さらに補足として、27インチと32インチは「ミニLEDディスプレイと120hzの可変リフレッシュレートを搭載するようだ」と付け加えられています。これはディスプレイ専門家のRoss Young氏による「27インチのミニLEDディスプレイ搭載iMac Proが2022年春に発売」との予想と符合している感があります。
以前、米9to5MacはディスプレイにA13チップを載せる理由を「Mac本体のSoCとディスプレイ側のSoCを組み合わせることで、高度なグラフィック処理のパフォーマンスを向上もできる」という外付けGPU的な役割にあると推測していました。そのためにはA13では非力とも思われますが、より強力なチップが搭載されるのかもしれません。
Source:Dylan(Twitter)
via:9to5Mac