カイ・ハフェルツとヴィルツを超える逸材 ラ・マシア育ちの16歳がドイツでデビュー
現在18歳ながら、ブンデスリーガで高い評価を得ているのがレヴァークーゼンのフロリアン・ヴィルツだ。2019-20シーズンにアカデミーから昇格し、17歳と15日でカイ・ハフェルツが持っていたクラブ史上最年少出場記録を更新した。
そんなヴィルツの記録を早くも塗り替えたストライカーがレヴァークーゼンに現れる。それが16歳で、トップチームデビューを飾ったFWイケル・ブラボだ。DFBポカールの2回戦のカールスルーエ戦に途中出場した同選手が、クラブの史上最年少記録を更新したのだ。
バルセロナのカンテラ育ちのブラボは、今季からレヴァークーゼンに加入。すでにU-19チームでもゴールを決め、トップチームでもトレーニングに参加していた。ボックス内での得点能力が高いだけでなくスペイン人らしい足元のテクニックも備わっているストライカーであり、レヴァークーゼンでの次期エースとして大きな期待がかかっている。
そんなブラボは77分に途中出場。ゴールはなかったものの、トップチームでのプレイは彼の大きな経験値となるだろう。次に目指すはブンデスリーガでのデビュー。現在レヴァークーゼンは、絶好調だったパトリック・シックが怪我で離脱しており、ヴォルフスブルク戦も無得点で敗れた。出場こそなかったが、この試合でもサブに入っており、今後もトレーニングでのパフォーマンス次第では早くもブンデスのピッチに立つ可能性もあるだろう。