宮迫博之 親に戸建て贈呈計画で80坪購入も…放置で野ざらしに

写真拡大

《できることなら、お金儲けもしたい。散々お金儲けして、辞めて、隠居したい。それは。ホントのこと言うとね》

8月17日に、蛍原徹とのコンビを解散した元「雨上がり決死隊」の宮迫博之(51)。現在はピン芸人としてYouTubeを主戦場にしている宮迫だが、最近の自身のチャンネル「宮迫ですッ!」の中でこのような本音を漏らしている。

《お金を稼がないと、何かをしようと思っても、お金がない状態だとできないので、それはやらせてもらいます》
《このチャンネル、カツカツです》

『アメトーーク!』など数々の冠番組を持ち、トップクラスの売れっ子だった宮迫。しかし、2019年6月に発覚した“闇営業騒動”で、吉本興業は宮迫とのマネジメント契約を解消。その後はテレビ番組への出演はままならず、「今後も地上波復帰は絶望的なまま」(スポーツ紙記者)と言われている状況だ。

「じつは闇営業問題前から、宮迫さんにはお金を稼がなくてはならない“ある事情”があったんです」とは、宮迫を知る芸能事務所関係者だ。

「“闇営業”が報じられる少し前、宮迫さんは実家のある大阪府内に土地を購入していたのです。自分が幼い頃に苦労した父と母のために一戸建てを建ててあげようと、実家から近い場所を選んだそうなんです。

ところが購入してすぐに騒動が起きてしまい、吉本とは契約解消。家を建てる計画が崩れてしまったのです。相方の蛍原さんは解散理由について、コンビとして活動休止直後に宮迫さんが単独でYouTubeを始めたことを挙げていました。

しかし宮迫さんからすれば、すぐに“おカネ”になる仕事をスタートさせなくてはならない理由があったということなんです」

■19年4月に購入した約80坪が今は…

宮迫が購入した土地は、関西エリアでも有名な高級住宅街のひとつ。宮迫の母親らが営むたこ焼き屋「みやたこ」がある大阪府茨木市内から10キロほど。本誌が登記簿を確認すると、たしかに2019年4月に約80坪の土地を一括で購入していた。

土地は更地のままだが、「雑草が延びてきたころに、不動産業者らしき人がやってきて、定期的に草刈りをされています」(近所の住民)という。

「このエリアは1960年代以降に造成されたエリアで、大きな庭付きの家が建てられるということで昔は人気がありましたが、いまはそれほどではありません。主要駅からも若干距離がありますから。また、街の景観を維持するために、売買などを制限する協定が結ばれています。

現在、坪40万円前後が相場です。80坪ならば取得額は3,200万円ほどでしょう。ただ年配の方にとってはステータスのある場所ですから、割安な土地といえます」(地元不動産会社)

本誌は宮迫チャンネルの事務局に取材を申し入れたが、3週間経っても回答はなかった。やはり、今の宮迫の懐事情では、母親に戸建てをプレゼントするのは簡単ではないようでーー。

「テレビを主戦場にしていたころの宮迫さんは軽く年収1億円は超えていましたが、YouTubeだとせいぜいその半分ほどになっているはずです。これから家を建てるとするなら、まだまだ奮闘しなくてはならないでしょう」(別の芸能プロ関係者)

今年3月に更新した動画では、久しぶりに訪れた実家で母親に「大人になってからへんな優しさがある」と言われていたことを明かした宮迫。周囲を見返して、“孝行御殿”を立てることができるのか、正念場だーー。