ナックルズの声を担当するイドリス・エルバ
 - Alexander Koerner / Getty Images

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 映画『ザ・スーサイド・スクワッド “極”悪党、集結』に出演する俳優のイドリス・エルバが、日本生まれの人気ゲームキャラクターを実写映画化したヒット作『ソニック・ザ・ムービー』(2020)の続編で、ナックルズ・ザ・エキドゥナの声を担当するとVarietyほか各メディアが報じた。

 ナックルズは、最速のハリネズミ、ソニック・ザ・ヘッジホッグのライバルにしてケンカ友達のハリモグラ。マーシャルアーツの使い手で、強力なコブシによるパンチは岩をも砕く。1994年発売の「ソニック・ザ・ヘッジホッグ3」から登場し、ソニックに並ぶ人気キャラクターとして、続編やアニメーション作品などで活躍が描かれた。

 ナックルズの声を担当するイドリスは『ジャングル・ブック』(2016)のカーン役や『ズートピア』(2016)のチーフ・ボゴ役など、声優としても話題作に参加。現地時間10日には、特徴的なナックルズのコブシのビジュアルをInstagramに投稿し、続編への出演を発表している。前作では、ソニックの弟分で相棒のマイルス"テイルス"パウアーが登場することも示唆されていたが、声優についてはまだ報じられていない。

 ソニックの声は、『スター・ウォーズ』のBB-8役などを務めるベン・シュワルツが担当。Colliderによると、トム役のジェームズ・マースデン、マディ役のチカ・サンプター、そしてドクター・ロボトニック役のジム・キャリーら人間側のキャラクターも続投し、ジェフ・フォウラー監督が再びメガホンを取る。全米公開は2022年4月8日予定。(編集部・入倉功一)