2021年4月12日、1人のハイカーが山で遭難し、1枚の画像とともに友人に助けを求めるメッセージを送信しました。スマートフォンのバッテリー切れから連絡が途絶えてしまったハイカーを助けるために友人が当局を通じてSNSで写真を拡散したところ、写真が撮影された場所の特定を趣味とする人物によって、数時間で居場所が特定されるという展開になったと報じられています。

Missing Hiker Found After Man Using Computer at Home Pinpoints His Location - NBC Los Angeles

https://www.nbclosangeles.com/news/california-news/missing-hiker-mt-waterman-photo-search/2572468/

California Hiker Rene Compean Rescued Due to Man's 'Very Weird Hobby' | PEOPLE.com

https://people.com/human-interest/one-mans-very-weird-hobby-was-the-key-that-led-searchers-to-missing-calif-hiker/

この日、ハイカーのルネ・コンペアン氏はカリフォルニア州のエンジェルス国有林に位置するウォーターマン山をハイキング中でした。コンペアン氏はハイキングに慣れていたものの、ウォーターマン山は直近に発生した山火事の影響で風景が変わっており、コンペアン氏は完全に道を見失ってしまいます。そして、コンペアン氏は現地時間の18時頃に友人に助けを求めるメッセージを送信し、その後音信不通となってしまいます。その際にコンペアン氏が友人に送った画像は以下。

メッセージを受け取った友人はすぐさまロサンゼルス郡保安局に通報。保安局は捜索救助隊を出動させ一晩中捜索を行いましたが、エンジェルス国有林にあるキャンプ場でコンペアン氏の車を発見しただけに終わってしまいます。

そこで保安局はコンペアン氏の画像をSNSに投稿し、情報提供を呼びかけたところ、これを見かけたベンジャミン・クオという人物が保安局に連絡します。

自身も熱心なハイカーであるクオ氏は「写真がどこで撮影されたかのかを特定することが趣味」とのことで、趣味が高じてコンペアン氏の助けになるかもしれないと考えたとのこと。クオ氏が分析し割り出した座標を基に救助隊が捜索を行ったところ、座標から約1.2km離れた時点でクオ氏を発見し、救助に成功しました。

コンペアン氏の命に別状はなく、入院の必要も無かったとのこと。またコンペアン氏とクオ氏は面会を果たしており、コンペアン氏は「あなたの行いに心から感謝しています」と述べたとのことです。