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 テイクアウトや出前が発達している韓国グルメの中でも、人気上位に昇るのが「フライドチキン」。韓国では「チメク」と言って、フライドチキンとビールを一緒に楽しむ文化があり、韓流ドラマのワンシーンにもよく登場します。

 平昌五輪の時、海外選手からは韓国グルメの中で一番美味しい! と絶賛されたことも記憶に新しいですね。国内においても、韓国フライドチキンを食べられる店舗を見かけるようになりましたが、まだまだ数は少ないです。

 韓国フライドチキンの特徴であるカリカリの衣を出来立てのベストな状態で味わうべく、自宅で手軽に作れる素「シャカシャカフライドチキンの素」と「ディップフライドチキンの素」を発見! モランボンの新商品ということで、早速試してみました。

付属ソースで味変も楽しめる! お家で簡単に「韓国チキン」を再現

各230 円(税抜)

 韓国フライドチキンの特徴は、衣のカリカリ感とソースやシーズニングをつけて食べること。「シャカシャカフライドチキンの素」には、チーズとガーリックのシーズニングがついていて、「ディップフライドチキンの素」 には、韓国でおなじみのハニーマスタードのソースが付いています。

 衣は米粉を配合しているので、揚げ物が苦手な人でもザクザクの食感を作りやすくなっています。1袋に対して、鶏肉のモモ、ムネ、ササミ、手羽元などお好みの部位を500g用意。今回は、モモと手羽元をそれぞれ500gずつ作りたいと思います。

 衣を水で溶き、一口大にカットした鶏肉、手羽元をなじませ、10分ほど置いておきます。揚げ油はたっぷりめに用意した方が衣が剥がれにくく、仕上がりもカリッとクリスピーになります。

 揚げ上がったチキンは、雰囲気を出すためにボックスに詰めてみました! 衣はガリガリッと良い音がし、肉もしっとりジューシーな仕上がり。ハーブも心地よく香り、そのまま食べてもとても美味しいです。

 チーズ、ガーリックのシーズニングをふりかけて、味変を楽しめるのも魅力的ですね。チーズはクリーミーな味になりますし、ガーリックは濃厚でビールの進む味になりました。

 筆者が気に入ったのは、ハニーマスタードソースです。粒マスタードの爽やかさと、はちみつの程よい甘さがクセになる味わい!

 衣のザクザク感を簡単に再現できるので、韓国フライドチキンの雰囲気を十分に味わえました。家庭で簡単に作れますので、ぜひビールと一緒に楽しんでみてください。

(撮影・文◎亀井亜衣子)