韓国首都圏「部分的ロックダウン」へ 8日から3週間の防疫強化
【ソウル聯合ニュース】新型コロナウイルスの感染「第3波」の拡大を受け、韓国政府は6日、首都圏の防疫対策「社会的距離の確保」のレベルを従来の第2段階から第2.5段階に1段階引き上げる方針を発表した。「部分的な都市封鎖(ロックダウン)」にあたる第2.5段階は5段階あるレベルのうち上から2番目。今回の防疫強化措置は8日から今月28日まで3週間実施される。
第2.5段階では、カラオケ店、屋内スポーツ施設などが休業となり、スーパーマーケットや百貨店、映画館、ネットカフェなどは午後9時以降の営業が禁止される。50人以上の集まりも禁じられる。
また、首都圏以外の地域は上から3番目の第2段階に引き上げる。
今回防疫レベルを引き上げたのは、首都圏のコロナ感染状況が「大流行」段階に入り、全国に広がる様相を呈していると判断したため。防疫当局が同日発表した全国の新規感染者数は631人。今月4日に約9カ月ぶりに600人を上回り、その後も増加ペースが続いている。感染者の8割近くが首都圏で発生している。
丁世均(チョン・セギュン)首相はこの日の対策会議で、「コロナとの戦いが最大の危機に直面した。国民の不便や自営業者の苦しみを考えると心が重いが、今の危機を乗り越えてこそ平穏な日常を取り戻すことができる。当分の間、集まりや接触を自粛してほしい」と呼び掛けた。
第2.5段階では、カラオケ店、屋内スポーツ施設などが休業となり、スーパーマーケットや百貨店、映画館、ネットカフェなどは午後9時以降の営業が禁止される。50人以上の集まりも禁じられる。
今回防疫レベルを引き上げたのは、首都圏のコロナ感染状況が「大流行」段階に入り、全国に広がる様相を呈していると判断したため。防疫当局が同日発表した全国の新規感染者数は631人。今月4日に約9カ月ぶりに600人を上回り、その後も増加ペースが続いている。感染者の8割近くが首都圏で発生している。
丁世均(チョン・セギュン)首相はこの日の対策会議で、「コロナとの戦いが最大の危機に直面した。国民の不便や自営業者の苦しみを考えると心が重いが、今の危機を乗り越えてこそ平穏な日常を取り戻すことができる。当分の間、集まりや接触を自粛してほしい」と呼び掛けた。