数多くのオファーが舞い込んでいるとされる久保。注目の新天地は?(C)Mutsu FOTOGRAFIA

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 マジョルカでの武者修行を終え、いったん保有元のレアル・マドリーで戻るかたちとなっている久保建英の再レンタル先は、今週にも決まると見られている。

 様々な移籍先が挙がるなか、マドリー贔屓で知られる『AS』紙は8月3日、国内外の12あまりの候補が除外され、「ビジャレアル、セルタ、グラナダ、オサスナの4チームに絞られた」と伝えた。

 久保はこの4チームについて、どれも良い印象を抱いているが、最上位にいるのはビジャレアルだという。「最優先事項は年間40試合をプレーでき、自分が中心となるプロジェクトのチームに行くことだ」と記事は綴り、こう続けている。

「彼は、候補となるクラブの監督が、久保側をどのように説得しようとしているのかに注目している。(ビジャレアルの新監督に決まった)ウナイ・エメリは非常に粘り強く、これが決定的な要素になる可能性がある」
 
 また、オスカル・ガルシア監督の存在が、セルタも魅力的なチームにしているとも加えている。

 そして、マドリーが最も気に入っているのは、ともにヨーロッパリーグに出場するビジャレアルとグラナダのようだ。久保が欧州カップ戦でのプレーは二の次と考えていても、クラブはこの点を重視しているという。

 久保もマドリーも最優先に挙げているのであれば、あとは条件を詰めるのみ。ビジャレアルとの契約が一気に進む可能性もある。

構成●サッカーダイジェストWeb編集部

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