逗子のシネマカフェ「CINEMA AMIGO」6月1日再開 予約システム導入
神奈川県逗子市にあるシネマカフェ「CINEMA AMIGO」が6月1日より営業を再開する。
「CINEMA AMIGO」は、映画を鑑賞しながら食事の出来るシネマカフェ。オーガニック・コーヒーや逗子の地ビールなどを味わいながら娯楽作品からドキュメンタリーまでさまざまなジャンルの映画を上映。スペースレンタルも行っており、イベント、上映会、パーティーの貸切などを受け付けている。
「CINEMA AMIGO」は、先ごろ3億3,102万5,487円(支援者数2万9,926人)を集めたミニシアター支援のクラウドファンディング「ミニシアター・エイド基金」に参加。代表の長島源は苦境の中にありながらも「コロナ期間中のミニシアター・エイドのクラウドファンディングが達成された勢いに、これだけミニシアターが必要とされているエネルギーが感じられて感動しました」と喜びをかみしめる。
再開にあたり、新型コロナウイルス感染予防策として人数制限、並びに感染者が発覚した際の対応のため予約システム(https://airrsv.net/cinema-amigo/calendar)を導入。一週間前より前日までに要予約。当日予約は電話で受け付ける。ソーシャルディスタンス確保のため各回5組(1組2名まで)を上限とし、上映ごとに換気を行い20:00の回は休映。来場者にはマスクの着用、入店時やトイレに入る際の消毒液の利用を呼び掛けている。
6月1日から『リンドグレーン』(伝記ドラマ)、『ブレッドウィナー』(アニメーション)、『いただきます ここは、発酵の楽園』(ドキュメンタリー)、『ビッグ・リトル・ファーム 理想の暮らしのつくり方』(ドキュメンタリー)を上映する。
なお、「CINEMA AMIGO」はオンライン映画館「仮設の映画館」に参加(プラットフォームの使用料などを差し引いたのちの興行収入を劇場と配給とで5:5で分配するサービス)。代表の長島はコロナ禍を乗り切るためnote(https://note.com/cinemaamigo)でコラムを更新し、支援を募っている。(編集部・石井百合子)